1: ザナミビル(北海道) [PA] 2025/10/02(木) 11:53:28.73 ID:eeZiboFE0 BE:422186189-PLT(12015) sssp://img.5ch.net/ico/folder1_03.gif 9月初旬、三菱電機は満53歳以上の社員を対象にした早期退職の募集を公表した。早期退職の募集や制度自体は珍しくない。ただ、このニュースが話題になったのは、同社が今期の業績で過去最高益を見込むからだ。経営に余裕があるうちに人員カットに踏み切る、いわゆる「黒字リストラ」である。 筆者が注目したのは、早期退職募集の施策名だ。「ネクストステージ支援制度特別措置の実施について」と同社の発表にある。ネクストステージ支援制度か、うむむ、と思った。 日本企業の際立った特徴の一つに「ネーミング戦略」があるとは薄々感じていた。日本人ならではの高度なコミュニケーションのなせる業ともいえるだろう。心理的な配慮が込められている気がしてならない。 筆者は以前、米国人の同僚から、「VSP」という言葉を聞いて驚いたことがある。「Voluntary Separation Program」の略で、早期退職のことをいうらしい。Voluntaryっていうのがまた米国らしいではないか。あるいは「Employee Buyout」ともいうらしい。自らをバイアウトするなんて、日本人はとうてい思いつかない言い方だ。それらに比べて、さすが日本企業はオブラートに包んでいる。 実は近年の日本企業の希望退職者募集のネーミングが、インターネット上で話題になっている。 「セカンドキャリア支援制度」なんていうのはまだ素直な言い方で、 「ライフシフトプラットフォーム」 「セルフ・プロデュース支援制度」 「希望退職プログラム ニューライフ」 「社外転進支援プログラム」などなど。 経営改革プラン「ミライシフトNIPPON2025」と早期退職募集が密接にリンクした例もあった。 それにしても、「ライフシフト」「セルフ・プロデュース支援」ってのはすごい。 役員会で、「うむ。実にいい表現だ」とかって決めたのだろうか……。 なお上記のネーミング施策は、誰もが知る有名企業ばかりである。 引用元:…