韓国国政資源システム、「リアルタイムバックアップ」せず…データ損失の可能性も(ハンギョレ) 行政安全部によると、1・2等級の主要システムは一日一回ずつ「(データの)バックアップ」を、残りのシステムは1カ月に1回分散バックアップする。火災が発生した大田センターの場合、1日単位のバックアップは光州(クァンジュ)センターで行われ、忠清南道公州(コンジュ)センターには週・月単位でデータを移している。災害復旧用センターである公州センターは8月に運営を始めたが、「災害復旧(DR)システム」はまだ構築されていない。国家情報資源管理院は大田・光州・大邱(テグ)の3カ所にセンターを置いており、今回火災が発生した大田第1センターはこの中で「本院」だ。 リアルタイムでバックアップが行われないため、最後のバックアップ時点がいつだったかによってデータ損失の可否が変わる可能性がある。1カ月単位の分散は毎月末に行われ、ひとまず上記バックアップの最後の時期はまだ確認されていない。 直接被害が出た96のシステムだけでなく、直接被害を受けなかった551のシステムも安全とは言えない。行安部関係者は「実際に稼動してみなければデータが完全に残っているのか分からない」とし、「ただし、1カ月単位でバックアップされる3・4等級のシステムは国民向けサービスと直接関連性が低い内部の部署管理用システムなどだ」と述べた。 (引用ここまで) ひとつ前のエントリでデータセンターの火災で行政処理システムがまったく動かない状況になっている、って話をしました。 で、その中で「データがバックアップされているだけで、システム全体が冗長化されていない」ってニュースを紹介しましたね。 行政システムでシステムの冗長化がされていないってどういうことなのとは思ったのですが。 ……まあ、韓国ですからね。 そういうこともあるかもしれない。 メディアからは「3年前のカカオのデータセンター火災から教訓を得なかったのか!」みたいな記事が山ほど出ているのですが。 バッテリー一つで崩れた「デジタル政府」…カカオトーク火災で何も学ばなかった=韓国(ハンギョレ) 教訓を得たとしても、それを活かせるわけないでしょ……。 韓国ですもの。 で、さらにおかわりがきまして。 バックアップデータはあるけども、リアルタイムバックアップではない。 1日1回のバックアップしかしていなかったし、重要でないと考えられているデータについては月イチでのバックアップしかしていない。 Oh... といったわけでデータ欠損があるかもしれない、とのことでした。 まあ……うん、なんだ。 やあ (´・ω・`) ようこそ、韓国行政データサーバルームへ。 このテキーラはサービスだから、まずは飲んで落ち着いてほしい。 うん、「また」なんだ。済まない。 仏の顔もって言うしね(略)。 いつまで経っても。 どこがやっても。 同じことにしかならないね。ホントにね。 note.comで楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 中味は長編記事。最新の記事は「 米韓関係崩壊も! 噛みあわないトランプとイ・ジェミョンの意向……安保・経済・関税、米韓はどこに向かう? 」となっています。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…