1: 七波羅探題 ★ Lo8GL1EN9 2025-09-29 17:46:18 読売新聞 2025/09/29 16:15 サントリーは29日、第3のビール「金麦」を2026年10月からビールとして発売すると発表した。酒税改正でビールが値下げとなるのに合わせて麦芽比率を高めつつ、割安感は維持し、手頃な価格帯の商品を求める消費者の支持拡大を狙う。 26年10月の酒税改正でビールと発泡酒、第3のビールの酒税が54・25円に一本化される。ビールは減税、発泡酒と第3のビールは増税となり、店頭販売価格の差が縮まる。 サントリーは金麦の価格について、増税分程度を転嫁して価格を抑えながら、麦芽比率を50%以上に引き上げてビールとして販売できるようにする。 同社は「日々家で飲むのに一番ふさわしいビール類」として、割安感を求める消費者を主なターゲットに金麦を展開してきた。「ビール化」後も価格を抑えることで、高価格帯ビール「ザ・プレミアム・モルツ」や標準価格帯の「サントリー生ビール」などとのすみ分けを図りたい考え。 麦芽比率は変わるが、醸造の工夫で金麦の特徴であるすっきりとした後味を保ち、麦のうまみを引き出して飲みごたえを強化するという。多田 寅すすむ 常務は東京都内で開いた説明会で「ビール化することでお客様に価格以上の価値を提供する」と述べた。…