1: 冬月記者 ★ 6FYE7XH29 2025-09-27 09:26:51 西武 高橋光成のメジャー移籍容認 ポスティングで 7年越しの夢 球団が意思を尊重 西武が高橋光成投手(28)の今オフのポスティングシステムによるメジャー移籍を容認することが26日、分かった。19年オフの契約交渉から将来的なメジャー挑戦を直訴。 来年には海外フリーエージェント(FA)権を取得する見込みで、球団も意思を尊重する方針を固めた。14年にドラフト1位で入団し、エースとして活躍した右腕の7年越しの夢が実現する。 ついに夢の舞台への扉が開く。高橋は18年オフに西武からメジャー移籍した菊池(エンゼルス)に憧れ、19年オフから将来的なメジャー移籍の希望を球団側に伝えてきた。 「メジャーでプレーすることはずっと夢としてある。一年でも早いうちに挑戦したい」と22年オフからは代理人を立てた本格的な交渉を開始。 今年5月に国内FA権を取得し、来年には海外FA権を取得する見込みだ。球団も本人の思いを尊重し、今オフのポスティングシステムによるメジャー移籍を容認する方針を固めた。 19年に初の2桁となる10勝を挙げ、リーグ連覇に貢献。3年連続開幕投手を務めた21~23年には3年連続2桁勝利を挙げ、エースとしてチームを支えた。 だが23年は5位に沈み、当時の渡辺久信GMからは「行きたい気持ちは分かるけど、エースなので。行かせてあげたい親心もあるけど我々もそこは凄く苦しい」とチーム状況を踏まえてポスティング容認は見送られてきた。 覚悟を持って臨んだ24年は0勝11敗。メジャーへの思いは一時封印し、残留を決めた。今季は「野球人生の全てを懸けたい」とオフに師匠の菊池と岩手で合同自主トレを実施して体重を10キロ減らし、フォームも改造した。 昨季149キロだった平均球速は今季150キロ。最速も155キロから2キロアップして157キロを計測し「直球が良くなってきて、どの球種でもゾーンで勝負できている」と手応えをつかみ、8勝7敗、防御率2・98と安定した成績を残している。 23年オフには米大手代理人事務所・ワッサーマン社のジョエル・ウルフ氏と代理人契約を締結。 ダルビッシュ(パドレス)、山本、佐々木(ともにドジャース)らを顧客に持つ敏腕代理人で、メジャー移籍への準備を着々と進めてきた。ポスティングの申請手続きが開始されるのは11月1日。長年の夢をかなえる時が来た。…