1: 蚤の市 ★ FYT0UjJF9 2025-09-23 00:12:57 高市早苗前経済安全保障担当相は22日午前10時半、東京・永田町の日枝神社での必勝祈願から自民党総裁選告示日の活動をスタートさせた。参拝後「本当に心静かに、そして幸せな、燃えるような思いだ。精いっぱい頑張っていく」と胸中を明かした。 昨年の総裁選では、1回目の投票で党員・党友票、国会議員票ともに石破茂首相を上回りながら、決選投票で敗れただけに、捲土重来への思いは強い。今回、メークの指導を受けるなどして、柔らかい面を打ち出すように準備を進めてきた。 女性議員からの支援 参拝後の記念撮影では、高市氏の両脇を山谷えり子元国家公安委員長や片山さつき参院決算委員長ら女性議員が固めた。唯一の女性候補として女性議員からの支援は前回を上回る。ある議員は「今回高市氏が首相にならなければ、日本で女性首相が誕生する機会は数十年訪れない」と語る。 続く出陣式では若手・中堅議員が前面に立って組織した「チーム・サナエ」のキャプテンに就任した小野田紀美参院議員が「思いを結集し、日本列島を、強く豊かに。明るく美しい国に」と訴えた。 外国人問題に多くの時間 高市氏は出陣式後、事務所に戻り、直前まで入念に準備して所見発表演説会に臨んだ。地元・奈良県の奈良公園のシカに対する観光客の暴力行為を引き合いに、外国人問題対策に多くの時間を割いた。「外国人とお互いに思いやりを持てる付き合い方をゼロベースで考える」と述べ、入国警備官の処遇改善や増員などを主張した。 また、「自民総裁、首相となった暁には、自衛隊最高指揮官旗を自分の誇りとして、毎朝毎晩決意を新たにする心持ちだ」と述べ、憲法に自衛隊を明記すると述べた。 19日の出馬表明の記者会見では経済対策を前面に打ち出し、首相就任後に靖国神社参拝を続けるかについても明言を避けた。前回高市氏を支持した岩盤保守と呼ばれる党員・党友票の離反を懸念する声があっただけに、22日の演説会では保守層へアピールしたい思いがにじんだ。(長橋和之) 産経新聞 2025/9/22 20:36…