韓国と日本で「米国・EU・中国に次ぐ世界4位の経済圏に」…韓国SKグループ・崔泰源会長インタビュー要旨(読売新聞) ――今年、日韓両国は1965年の国交正常化から60年の節目を迎えた。今後の協力の方向性は。 韓日間の貿易量は大きく増えたが、今後は貿易だけでともに経済成長するのは難しい。韓日経済連帯が必要だ。力を合わせて産業を大きく育てていく。AI(人工知能)や半導体が協力の代表事例となり得る。社会的コストや経済安保にかかる費用も減らせる。米国、欧州連合(EU)、中国に次ぐ世界第4位の経済圏となる。国際社会でルールセッター(標準の主導側)になれる。多くのシナジー(相乗効果)が生まれる。 ――韓国政府が「包括的及び先進的な環太平洋経済連携協定(CPTPP)」への加入検討を表明した。 CPTPP加盟も良いが、韓日経済連帯はCPTPPのような緩やかな経済連帯ではなく、EUのような完全な経済統合を指すものだ。5年前から必要性を訴えてきた。最近では賛同者が増えてきた。どうすれば効果的に連帯できるかを議論する時が来たのではないか。 (引用ここまで) SK財閥の会長が持論である「日韓経済共同体」について読売新聞のインタビューで言及。 この共同体構想についてはこの人、延々と言っているんですよね。 で、「最近では賛同者が増えてきた」と。 なんで賛同者が増えてきたかって話なんですが。 ま、単純な話で韓国が未曾有の不況に叩きこまれているからですよね。 求人倍率は0.4くらいに貼りついたまま。 40〜50万人ていどの「働くこともできずに休んでいる青年層」が存在。 地方の中小建設企業はバタバタと倒れて、全国的に見て中堅レベル以上の建設企業にも黄信号が点っている。 そんな状況で突破口を探しているわけです。 もうひとつはハードカレンシーを持ちたいって部分でしょうね。 円の勢力圏に入ることができればドルスワップもついてくる。 ハードカレンシーを使うことができれば政府債務が40%とか50%なんて水準を気にしないでも済む。 といったメリットを享受することが可能なんですよ。 じゃあ、日本側のメリットはなんだよって話でもありますけどね。 ……なにもないんだな、これが。 もちろん、「量のメリット」はあるていど享受することができるでしょうが、たかが1.4倍くらいになったところでな。 韓国にとっては3倍近い経済圏になるので一気にメリットが増えるんでしょうが。 そもそも韓国がCPTPPに入ることすら難しい現状で、「日韓経済共同体」とか言われましても。 その上、二カ国だけの合同とかないわー。 CPTPPにEUを接続するほうがなんぼかメリット大きいですよ。CPTPP拡大は日本の基本方針でもありますしね。 note.comで楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 中味は長編記事。最新の記事は「 迷走をはじめた韓国のウェブトゥーン、果たしてどこへと向かうのか……自社IPを捨ててまで得たものとは? 」となっています。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…