ムン・ヒョンベ「憲法を一度読んでみなさい、との言葉は李大統領に申し上げたものではない」(東亞日報・朝鮮語) ムン・ヒョンベ前憲法裁判所長権限代行が最近「大韓民国憲法を一度読んでみなさい」と言った発言はイ・ジェミョン大統領に向けたものではなかったと18日釈明した。 文前代行は前日(17日)SBSラジオ「キム・テヒョンの政治ショー」に出演し、「選出権力と任命権力間の優位論争」関連質問を受け、「大韓民国憲法を一度読んでみてほしい」とし、「私たちの議論の出発点は憲法でなければならない。 憲法条項に基づいて主張を展開すれば議論がはるかに生産的だろう」と答えた。 (中略) 論難が大きくなるやムン前代行は18日、時事INユーチューブ「キム・ウンジのニュースIN」に出演し「そのラジオ放送」の司会者質問が「汝矣島論争に対してどう思うか」であった。 すると「国会論争のことだな」と思わないか。 大統領に申し上げる言葉ではない」と釈明した。 (中略) さらに、「どこに私が大統領の言葉に意見を提示する内容があるのか? そのように解釈すれば、公論の場は回復しない。 公論の場が崩れた時、どんな結果が出るのか前回の弾劾過程でご覧になりませんでしたか? 公論の場を回復させるには、発言者の意のままに解釈しなければならない。 発言はその人のものだからだ」と付け加えた。 彼は「内乱特別裁判部はどうせ憲法裁判所に行くほかはない」とし、「その論難が持続すれば合憲か違憲かを離れて内乱裁判がさらに遅くなりかねない」と話した。 (中略) ムン前代行は「社会統合に役立てようと放送に出てきたが、何度かやってみたら私が出てくれば論難になるようで、今日を最後に時事放送プログラムには出演を中断する」として「放送に善意で出てきたのに私の発言を論難の手段にするようだ」と内心不快な気持ちを示した。 (引用ここまで) 先日、イ・ジェミョンの「三権分立とはいっても、権力には序列がある」との発言に対して「イ君はまず憲法を読んでみてくださいねぇ?」って煽った元憲法裁判所所長権限代行が「いや、あれはイ・ジェミョン大統領に対して話した言葉ではない」と言い訳している、とのニュース。 イ・ジェミョンの支持者からぼっこぼこに叩かれているのだそうですよ。 そりゃまあそうなるでしょうね。 以前からイ・ジェミョンを強烈に支持していたのは主流派ではない人々が多いのですよ。爪弾きにされている自分の身を、イ・ジェミョンと重ね合わせて見ているのでしょうね。 なもんで、過激な言動をする人々がより多い。 まあ、日本でも似たような構造を持つ人々が過激な言動、行動に出て一般人を辟易させているなんて話はありますけども。 あれを延々とやり続けている人がイ・ジェミョン支持者なのです。 といったわけで「あれはイ・ジェミョン大統領に言ったわけではなく、国会での論争について話したものだ」と方向転換。 やむを得ないところかな。 あと「内乱特別裁判所を作りたいなら作るといい、どうせ憲法違反の疑いで憲法裁判所での審議が必要になる。ユン・ソンニョルの裁判もそれだけ遅くなる」って言い放っているのですが。 これもイ・ジェミョンに対しての煽りっぽいけどなぁ。 この通りになるでしょうね。「内乱特別裁判所を国会が立法して作ったとしても、100%その有効性が問われることになる」わけです。 まあ、裁判を長引かせてユン前大統領をなるだけ長いことさらし首にしたいってことなら、内乱特別裁判所もありかな。 K三権分立を世界に見せつけてほしいものですよ。 「世界よ、これが三権分立の理想の形だ」とばかりに。 note.comで楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 中味は長編記事。最新の記事は「 迷走をはじめた韓国のウェブトゥーン、果たしてどこへと向かうのか……自社IPを捨ててまで得たものとは? 」となっています。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…