1: 名無しの旅人 2025/09/18(木) 02:49:15.49 ID:TlQTLcko9 「『並ばない万博』じゃなかったのか」 ■入場ゲートでは「走らないでください」を連呼 万博の朝はとても早い。人気パビリオンの予約を取るには、事前の抽選予約のほか、オープン時の先着入場や当日予約の方法があり、「9時入場」でどれだけ先頭の位置に並べるかが鍵となる。 この日の6時頃には既に行列が夢洲駅に到達し、誰よりも早く入場するため、早朝から約250mの列ができていた。また、さらに「最前列」を確保しようと、始発前の4時50分頃に開放される東ゲート近くの通用門から入る来場者の姿も。会場・夢洲は自家用車の乗り入れができないため、徒歩ルートで来ていると見られる。 万博協会は8月29日、開場前において警備員やスタッフが十分に配置されておらず、来場者の安全が十分に確保できる環境でないため、「早朝に並ぶのを控えて」とアナウンスしている。 入場規制で入れないパビリオン、地面に寝転ぶ人も 9時台は、先着入場の「争奪戦」の様相となっている。クウェート館ではオープン20分後の9時10分頃には約130m先の広場まで列が伸びており、当日先着1000人の入場を受け付けるオランダ館では9時30分頃を列を締め切っていた。万博を十分に楽しむためには「9時入場」はもはや必須となっているが、既に閉幕まで午前中の枠はなくなっている。 午前中であっても混雑は深刻だ。11時頃会場内を回ると、人気のクウェート館やアメリカ館、スイス館では入場の並び列が締め切られていた。ただ列が回転し、人数が一定少なくなると並べるようになるため、最後尾の周りにはそれを待つ人であふれ、「この場所で待たないでください」とアナウンスがあった。 午後になると、入場規制で入れないパビリオンも多く見られた。イタリア館では5時間待ち、ルクセンブルク館は4時間待ち、中国館3時間待ちと長時間の待ち時間も珍しい光景でない。大屋根リングの下にあるベンチはほぼ全て埋まり、地面に寝転んでいる人もいた。 夫と6歳の娘と一緒に初めて万博を訪れた北九州市の40代会社員女性はパソナ館の前で並び列の再開を待っていた。 「人混みがすごくて、もう来たくはない」 中年の男性は、 「(予約している)16時半にすぐそこの電力館に行きたいだけなのになぜ通せないのか」 と怒鳴り声を上げた。小学生と見られる男の子は「なんでこんな混んでるときに規制するん」と話していたが、後ろからどんどんと人が押し寄せ、すし詰め状態になると、涙を流し始め、母親がなだめていた。最終的には、万博スタッフが道の反対側への横断を認め、誘導されながら向かう様子が見られた。 引用元:…