1: Anonymous ★ +Y3fovy29 2025-09-17 13:35:23 昨年のNHK連続テレビ小説「虎に翼」や人気アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」(通称ぼざろ)で知られる脚本家、吉田恵里香氏の発言が、ネット上で議論を巻き起こしている。きっかけは、「ぼっち・ざ・ろっく!」の原作の特定の描写を「ノイズ」と呼び、意図的に排除したという発言だ。 事の発端は、14日にポップカルチャーメディア「KAI-YOU」サイトが、8月16日に東京都内で開かれた吉田氏のトークイベントのレポート記事を「『ぼざろ』『虎に翼』の脚本家 吉田恵里香が語る、アニメと表現の“加害性”」と題して発信したことだ。 記事では吉田氏が脚本を手掛ける際に心がけていることや、これまでの作品の制作秘話を明かした様子をレポートしているのだが、そこで、「ぼっち・ざ・ろっく!」の原作漫画で描かれたシーンを「覇権を狙う上ではノイズ」と話し、物議を呼んでいるのだ。 吉田恵里香氏が語った「ノイズ」とは何か 同作は、極度の人見知りである主人公の高校生・後藤ひとりが、4ピースバンド「結束バンド」のメンバーたちとともに成長していく姿を描いた作品。原作は、はまじあき氏の4コマ漫画で、2022年のテレビアニメ化をきっかけに爆発的な人気を集めた。 吉田氏が「ノイズ」と語ったのは、原作で主人公が裸で水風呂に入る場面のこと。アニメ版では水着を身に着けて入るように変更。吉田氏は原作をリスペクトする意思を示した一方で、改変した理由について「ぼざろがそういう描写が売りの作品ならいいと思いますが、そうではないと思う」として、「覇権を狙う上ではそうした描写はノイズになると思ったんです」と話していた。 しかし、原作の描写を“不要な雑音”扱いするかのような発言に「思想が強すぎる」「傲慢すぎる」との批判を集めることに。「原作にある描写をノイズ呼ばわりするの失礼過ぎて草」といったポストが飛び交った。 女優、橋本環奈主演でテレビ朝日系でドラマ化された「天久鷹央の推理カルテ」シリーズで知られる作家で医師の知念実希人氏は15日、自身のXで「あのさ、脚本家が原作の表現を『ノイズ』って言うの、一線を越えてない?」と吉田氏に苦言を呈している。 一方で、「見て欲しい客層を寧ろ増やした良い改変だろう。良くぞここまで感情移入できるアニメにしたと褒めるべきだ」と吉田氏の手腕を高く評価する向きもあり、「本文読まない、読解力のないオタクに炎上させられて可哀想」「原作者の意図を全て感じ取った気になってリプしてる人多すぎない?」と批判は「的外れだ」と指摘する声もある。 ※略…