1 名前:煮卵 ★:2025/06/06(金) 21:18:16.97 ID:ml2tJWUH9.net 兵庫県伊丹市内の小学校で5月、運動会のフラッグ演目の練習中に、木製の持ち手が6年の男子児童の股間に刺さり、睾丸などを損傷していたことが同市教育委員会などへの取材で分かった。男児はトイレに駆け込んだ後、痛みとショックで20分以上気絶し、緊急手術を受けた。同校は救急搬送せず、男児の保護者が市教委に相談するまで約3週間、市教委にけがを報告していなかった。 事故が起きたのは5月上旬の体育の授業中。投げ技の練習で、男児が落ちたフラッグを急いで拾った際、持ち手が下着を破って睾丸に刺さった。体育教諭にはけがをした部位を言えず、「気分が悪い」とだけ伝え見学。痛みに耐えきれず1人でトイレに行き、けがを確認すると陰嚢がめくれ、精巣が見えている状態だった。男児はショックで気絶、意識が戻った時には体育の授業が終わっていたという。 トイレから出た男児の様子に気付いた養護教諭が声をかけて状況を把握し、両親に「病院に連れて行く」と連絡。同校は緊急性はないと判断し、タクシーで市立病院へ向かった。同病院は全身麻酔での緊急手術を行い、陰嚢を数十針縫った。その後、精巣機能には問題ないと診断されたという。 事故から3週間以上が経過しても、職員への周知や安全管理の見直しなどの説明がないことに不信感を抱いた男児の保護者が市教委に問い合わせると、学校側が事故を報告していなかったことが判明した。 市教委は同校の校長から聞き取りを行い、事故後の対応について指導を実施。市教委によると、校長は救急搬送をしなかった理由について、「首から上のけがではなく、本人の意識もしっかりしていたため」と説明したという。 市教委は神戸新聞社の取材に「学校で起きた重大事案は市教委に報告する仕組みになっている。救急搬送しなかったことや保護者への対応も含め、同校の認識が甘かったと言わざるを得ない」とコメント。「学校への再発防止指導や、各校での緊急時対応について意識共有を徹底する」とした。 (貝原加奈) [神戸新聞NEXT] 2025/6/6(金) 20:05 引用元:…