1: ゴアマガラ ★ 2025/09/11(木) 23:27:40.01 ID:4HoOFioI9 世界的な人気を誇るバルセロナとACミランの「国内リーグ公式戦」が、初めて国外で開催されることになった。開催地であるアメリカ、オーストラリアの人々にとって、憧れのチームの真剣勝負を生で観戦できる絶好の機会だが、 サッカージャーナリストの大住良之は、この開催には「大きな危険」をはらんでいると警鐘を鳴らす。どういうことか? ■ビッグクラブの「戦略」に侵された世界 サッカークラブに公共的な使命が義務づけられているドイツを別にして、欧州の強豪サッカークラブは世界の投資家たちの有力な投資対象となり、投資家が経営権を握ることでクラブはさらなる「利益追求」に突き進む方向にある。クラブが「本来のマーケット」を超えて「世界戦略」に走るのは、まさにこうした流れから言えば当然のことだった。 そして今、世界はこうした欧州のビッグクラブによる「戦略」にすっかり侵されてしまっている。世界のどの町に行っても、FCバルセロナやパリ・サンジェルマンのユニフォーム姿で闊歩する若者を見ることができる。子どもたちも、こうしたクラブのレプリカ・シャツで遊び回っている。 もちろん日本も例外ではない。Jリーグなどに見向きもしない若者たちが、イングランド王者のリバプールがプレシーズンの「市場開拓」のための「顔見せ試合」に来るというだけで、横浜の日産スタジアムに「Jリーグ主催試合記録」の6万7032人も集まってしまうのである。 ■格安な移籍金で「欧州の三流クラブ」へ サッカーにはサッカーの世界の「ルール」がある。それは、世界各国のクラブや国内サッカーを保護し、サッカーという競技の文化を保っていくためのルールだ。しかし「ボスマン判決」でも明らかなように、 プロサッカーを他の経済活動と同じ「法」の立場で見ていけば、「ビジャレアル×FCバルセロナ」をビジャレアルでやろうとマイアミでやろうと、関わる当時者が合意さえすれば、どこでも自由なのである。 全文はソースで…