
1: ばーど ★ 2025/06/04(水) 17:23:46.82 ID:/PpBZHMS 「大韓民国が世界を主導する時代を切り開く。弱肉強食の世界秩序や人工知能(AI)による先端科学の時代さえも克服し、“世界の標準”として堂々と立つだろう」 李在明大統領は大統領候補時代の4月11日、「模倣から主導へのパラダイム転換」を骨子とした国家ビジョンを公開し、このように語った。 こうして李在明大統領は選挙期間中、一貫して「K-イニシアティブ」を強調してきた。 選挙対策委員会には直属のK-イニシアティブ委員会を設け、新政権が発足すればすぐに実行可能な各分野の「戦略設計図」を準備させた。このK-イニシアティブ委員会が「共に民主党」の選対本部に提案した約580ページに及ぶ33の「K-アジェンダ」政策提案書が、まもなく公開される予定だ。 次期政府が大統領職引継ぎ委員会なしで直ちに任期に入らなければならない状況において、李在明大統領がこれまで強調してきた「成長と回復」という核心方針、さらにはグローバル競争に向けて即時に実行可能な「アクションプラン」が必要だという趣旨によるものだ。 『時事ジャーナル』はこの政策提案書の核心内容を単独で入手した。 提案書には、李在明大統領の大統領選での主要公約であった「AI基本社会」の実現に向けたロードマップが詳細に提示されている。具体的には、政府レベルで「国家行政運営体制」をAI中心に改編し、「副総理級のAI部(日本の“省”に相当)」を新設する内容が盛り込まれている。 これを支えるための制度、人材、企業支援、育成、資本調達など、あらゆる分野を網羅した「段階別ロードマップ」の要諦が提案書に収められている。 ■「政策提案書に李在明の哲学・実行力・信念が凝縮」 K-イニシアティブ委員会は、李在明大統領が大統領選出馬の宣言時から掲げてきた「K-イニシアティブ」のビジョンと実行ルートを、モンゴル騎兵のように迅速に構築するため、350人の各界トップ専門家集団が参加した政策企画機構だ。 彼らは「民間の躍動性」と「公共の調整力」を結合させた「国家主導型産業戦略」を掲げ、立法予算と行政組織まで考慮した33(成長21件+基盤12件)の「K-ブランド」政策商品実行パッケージを作成し、5月20日に党の選対本部に提出した。 これについて、ミン・ヒョンベK-イニシアティブ委員長は「李在明大統領の哲学と政策、実行力に対する信念が凝縮されている」と自信を示した。 33のK-イニシアティブ政策商品のうち、看板となるのはやはり「K-AI」だ。AIはグローバル覇権争いの核心分野であるだけに、李在明大統領も最初の大統領選公約で「AI投資100兆ウォン(約10兆円)時代を開く」と約束していた。資金をどう調達し、戦略的にどのように投資するか、全方位的な戦略ロードマップが提案書に収められている。 提案書の冒頭に示された代表的な政策は、「誰もがAI」政策だ。AIを専門家だけの専有物とせず、誰もが簡単に作り、使えるように公共財化するという趣旨である。 具体的には、大韓民国が独自開発したAI半導体(NPU)と韓国型言語モデル(K-LLM)を組み合わせた統合型AI汎用キットを作成し、すべての家庭に供給するという計画だ。さらに、東南アジア、中東、アフリカの開発途上国でも適用可能なモデルを構築・逆輸出することで、「AI基本社会の構築」と「グローバル競争の主導」という2つの目標を同時に実現することが核心的な目標となっている。 これを実現するための政策ロードマップも提示された。 ①全国5大圏域にAIスパコン・データセンターを設置し、AI実験・学習インフラを構築して「デジタルインフラ」を確保する、②鉄鋼・化学・自動車など7大製造産業群にAI技術を導入し「産業の知能化」を図る、③開発途上国向けのデジタル政府開発援助支援、現地言語ベースのチャットボットや教育アプリの提供などにより「グローバル輸出戦略」を策定するというものである。 政府レベルでも、④副総理級の「AI部」を新設し、国家AI運営体制を整備する計画がロードマップに含まれている。その過程で発生しうる各種のセキュリティや倫理的問題については、⑤「セキュリティ認証制度」を導入するなどして基準を強化する方針だ。これにより行政の革新とデジタル政府を実現することが、AI基本社会戦略の核心である。 ■「国富ファンド」を創設し「10万人のAI人材」を育てる このような戦略を実現するには、「資本調達」から「エネルギーネットワークの確保」「インフラの構築」「人材育成」に至るまでの4つの堅固な基盤が支えなければならない。 以下全文はソース先で サーチコリア 2025年06月04日…