1: 蚤の市 ★ O4Uol/799 2025-09-09 09:32:07 掲げる政策、個の発信力、後押しする派閥、世論の人気――。これまで総裁選の候補は、様々な角度で力量を判断されてきた。少数与党に転落して初めて迎える今回の総裁選では、新たに野党との向き合い方が重要な判断基準として浮上する可能性がある。 「少数与党の状態で、なかなか政策を前に進めるのが困難な状況だ」。8日、真っ先に名乗りを上げた茂木敏充前幹事長(69)は、総裁選で訴えたい政策を記者団に聞かれ、まずはこの状況を打開する必要があると答えた。「少数与党からの脱却については改めて出馬会見の際に考えを話したい」と述べた。 昨年の衆院選に続き、7月の参院選でも大敗して衆参両院で少数となった与党は、野党から賛成を得なければ予算案や法案を国会で成立させることができない。総裁選で政策を訴えても、どの野党と連携するのか、野党との連携以外に実現に向けた構想があるのかを問われることになる。 総裁選への意欲について8日は「今後判断したい」と語るのみだった小泉進次郎農林水産相(44)は、政策推進の枠組みについても「誰が総裁になっても、自民党は全ての政党に協力のお願いをすべき立場だ。政治の安定のためにあらゆる選択肢がある」と述べるにとどめた。 一方で周囲は、小泉氏は日本…(以下有料版で,残り1707文字) 朝日新聞 2025年9月9日 6時00分…