漫画家入門 (単行本) 1: 2025/09/09(火) 06:47:19.19 原稿を捨ててしまう漫画家が後を絶たない複雑な理由 昨今、漫画家の原稿、アニメのセル画は貴重な文化財であり、 美術品である――という評価を耳にするようになった。 しかし、実態はというと、そういった品物の保存体制は充分にできあがっておらず、 漫画やアニメの関係者ほど無頓着だったりするのである。 ある古紙回収の業者が、筆者に語った言葉は衝撃的だった。 「回収した古紙を仕分けしていたら、明らかに漫画家が 出したと見られる“原稿”が大量に紛れ込んでいたのです。 しかも、私でも知っているような有名な漫画家のもの。 これは美術館が保存すべきではないか、古紙として扱っていいのかと 非常に悩みましたが、通常の段ボールや新聞紙と同じ扱いにしてしまいました」 プライバシーに関わることなので、その古紙回収業者が明かした 漫画家の名前をここに記すことは控えておく。 その漫画家は60歳を超える年齢であり、終活を見据え、 ため込んでいた原稿を処分したのかもしれないが、同様の事例は今後起こり得る。 連載で描いた数千枚にもなる原稿を持て余し、途方に暮れている漫画家が少なくないためだ。 ※関連記事 【画像】漫画家さん、自分の漫画の大人向け同人にブチ切れ。作家をボコボコにしてしまう…