1 : Facebook(現:Meta)の共同創業者マーク・ザッカーバーグ氏が、マーク・ザッカーバーグ氏から訴訟を起こされた。ザッカーバーグ氏の訴えによると、ザッカーバーグ氏は過去8年のあいだに、FacebookにアカウントとFacebookページを作るたびにザッカーバーグ氏から「ザッカーバーグ氏になりすましている」と主張され、その結果ザッカーバーグ氏のアカウントが5度もザッカーバーグ氏によって無効化されたという。 途中からわけがわからなくなった読者の方もいるだろう。要するにこれは、Metaのマーク・E(エリオット)・ザッカーバーグCEOが、同姓同名のマーク・S(スティーブン)・ザッカーバーグ氏から訴えられたという話だ。 インディアナ州で弁護士業を営むマーク・S・ザッカーバーグ氏は、自身の法律業務の宣伝や潜在的な顧客へのリーチとコミュニケーションをはかるために、ビジネス用Facebookページを作成している。ところが、Metaのモデレーションシステムによって、同氏のアカウントがマーク・E・ザッカーバーグCEOの名をかたる不届き者とたびたび判定され、これまで5度にわたって、Facebookページもろともアカウントが無効化される被害に遭っているのだという。 さらにその間、ザッカーバーグ弁護士は自身のFacebookページのプロモーションのために1.1万ドル以上の契約をした。だが、ページが削除されてしまったにもかかわらず、プロモーション費用だけが吸いこまれ続けているとし、これは契約違反だと地元メディアの取材に対して語った。 2 : 最初からその名前を登録できないように弾いておけばいいのに…