1: 蚤の市 ★ tk1d+Rl/9 2025-09-04 07:12:59 【ワシントンAFP=時事】SNSに投稿された加工画像や文脈を無視した写真により、ドナルド・トランプ米大統領が重病、あるいは死亡したという虚偽の主張がオンラインで広まっている。トランプ氏は2日、事実ではないと否定したが、誤情報の拡散は続いている。 こうした情報は先週、トランプ氏が公の場に姿を見せる機会が減ったことを受けて拡散した。トランプ氏はホワイトハウスでの記者会見で「フェイクニュース」と一蹴した。 誤情報監視団体ニューズガードの分析によると、先週金曜日以降、X(旧ツイッター)では「トランプ死亡」のハッシュタグが約10万4000回使われ、累計で3530万回閲覧された。 あるSNSユーザーは、メリーランド州のウォルター・リード国立軍医療センター付近で道路が閉鎖されているとされるオンライン地図を引用し、トランプ氏が同施設で重病の治療を受けている証拠だと主張した。 しかし、同施設周辺で道路閉鎖があったという信頼できる報告はない。 また別の投稿では、ホワイトハウスの外に停まっている救急車の画像が共有され、これがトランプ氏の健康危機の証拠だとされた。 投稿では先月撮影されたものとされていたが、実際には2023年4月、ジャーナリストがXに投稿した古い写真だった。 さらに一部の投稿では、ホワイトハウスの旗が半旗になっている画像が共有され、これがトランプ氏が死亡した証拠だとされた。しかし実際には、ミネアポリスでの学校銃撃事件の犠牲者を悼むため、トランプ氏がホワイトハウスや軍事基地、海軍基地の旗を半旗にするよう命じた際のものだった。 このほか、トランプ氏の顔を拡大した画像を示し、目の上にある深い線が最近の脳卒中を示すとする投稿もあった。 だがニューズガードは、元の画像はピントが合っておらず目の上に線はなく、偽の投稿に使われた画像はAIツールで加工されたものだと指摘した。 こうした誤情報は、X、ブルースカイ、インスタグラムのリベラル系反トランプアカウントから発信されていた。トランプ氏は週末、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で「人生でこれほど元気だったことはない」と書き込んだが、その後も誤情報の拡散は続いた。【翻訳編集AFPBBNews】 2025年09月03日19時29分配信…