
転載元: それでも動く名無し 2025/09/02(火) 07:25:11.55 ID:rDMgbLkAM 「そして奴は驚くほどギャンブルが下手で負け続けた」 「もう一晩中…常に賭けていた」米賭博胴元が証言した水原受刑者の異常な賭け方 “無実”だった大谷翔平との関係性も激白 世間を震撼させたスキャンダルが、司法の場において一つの区切りを迎えた。 現地時間8月29日、カリフォルニア州の連邦地裁は、大谷翔平(ドジャース)の元通訳である水原一平受刑者が引き起こした「違法賭博事件」において、同事件の胴元として摘発されたマシュー・ボウヤー被告に1年と1日の拘禁刑を言い渡した。 検察側から懲役15か月を求刑されていたボウヤー被告は、違法賭博事業の運営、マネーロンダリング、虚偽の納税申告の罪を認め、司法取引に合意。水原受刑者の起こした事件の捜査に協力する姿勢を見せた上に、過去1年間で160万ドル(約2億4000万円)の税金返済を果たしたことなどから情状酌量が認められ、最終的な判決が軽減される形となった。 南カリフォルニアとラスベガスを拠点に、700人以上の顧客を相手にし、違法賭博の賭け金を受け取っていたというボウヤー被告。彼は判決が下される直前に、昨年3月に水原受刑者の事件を世界的に明るみにした米スポーツ専門局『ESPN』のインタビューに応じ、スキャンダルの詳細な情報を赤裸々に明かしてもいた。 淡々と問いかけに応じるボウヤー被告の証言の中で、興味深かったのは、水原受刑者と大谷の関係性について言及した場面だった。同局のリポーターから「彼(水原受刑者)とオオタニが、いわゆるベストフレンドであり、さらに通訳を務めている関係性にあったことはあなたにとってどれだけ影響したのか」と問われ、「それは全くもって大したことではなかった」と断言。そして、水原受刑者がいかにギャンブルにのめり込んでいたかを告白した。「私にはイッペイ・ミズハラよりも、ずっと名のあるクライアントがいた。でも、彼(水原受刑者)は、とにかくもう一晩中……常に賭けていた。トルコのサッカーリーグだろうが、何だろうが、とにかく賭けていた。あれだけの金額を賭けまくるのは私も見たことがなかった。ある時はサウジアラビアに10万ドル(約1500万円)、ある時はウクライナ対トルコに10万ドル、とかね。自分以外にこの国で1試合で10万ドルの賭けを受ける胴元がいるわけがない」 大谷の給与口座から約1700万ドル(約26億4200万円)の資金を不正使用していた事実が明らかになっている水原受刑者。それだけに胴元すらも仰天させる派手な賭け方は、彼がどれだけ常習的にギャンブルに興じていたかを物語る事実と言えよう。 その一方でボウヤー被告は、「彼は本当に弱かった。だからやりたいだけやらせた。とにかく賭けているのがイッペイだろうが、オオタニだろうが、彼らの飼っている犬だろが、自分の知ったことではなかった」と吐露。闇ビジネスに加担した人間としての一面をのぞかせた上で「私はショウヘイ・オオタニとは面識はない」と明言。改めて「僕自身は何かに賭けたり、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたり、またそれを頼んだことはない」と訴えていた大谷の“潔白”を主張した。 事件に対して「全てをイッペイが悪いとするのはアンフェアだろう。彼の立場を思うとひどい気持ちになる」と話したボウヤー被告は、29日の判決後に記者会見では「もしも、ショウヘイ・オオタニに会えるなら、この件に巻き込まれただけにもかかわらず、その名声に少し傷をつけたことを謝りたい。ようするに彼は潔白で、ただ、最高のレベルで野球をプレーしているだけだ」と謝罪もした。 野球界を大きく揺るがした違法賭博スキャンダルが大きな節目を迎える中、今年2月に拘禁4年9月の実刑が確定した水原受刑者はどのような心境に至っているだろうか。…