1 名前:ばーど ★:2025/08/26(火) 18:49:31.48 ID:fnNSCp1h.net インフルエンサーとしてさまざまなメディアで活躍する岸谷蘭丸さんは、イタリアの名門大学の現役生であり、高校から米国へ海外留学した経験も生かして、海外留学支援サービス「MMBH留学」を立ち上げた実業家でもある。そんな彼に、「なぜ日本人は英語を話せないのか」を聞いてみた。(教育エディター 江口祐子、ダイヤモンド・ライフ編集部) ● 危機感があるようで、ない日本 ――なぜ日本人は中学・高校で英語を勉強しているのに、うまく話せない人が多いのだと思いますか? 日本人が英語を話せない理由、それはシンプルで、「やる気がないから」。つまり、努力してないだけなんですよ。 みんな、なんとなく「英語しゃべれるようになりたいな〜」とは思ってる。けど、実際にちゃんと勉強してる人なんてほとんどいない。だから、しゃべれない。それだけの話なんですよね。 他の教科は結構できるのに、英語だけできないなんて、おかしいと思いません? 単純に、やってないからできない。 でも、それは文化的な背景もあると思うんです。これまで日本は経済大国で、多くの人にとって、英語を本気で学ぶ必要がなかった。GDPが世界2位の時代※、日本国内でほとんどが完結できていた。 ※日本は1968年にGDP(国民総生産)で米国に次ぐ世界2位に。しかし2010年に中国に抜かれ3位に。その後23年にドル換算でドイツに抜かれて世界4位に。 最近は「日本はもう終わってる」って言われがちですけど、僕自身はそう思ってなくて。たしかに成長は鈍化してるし、課題も多いけど、それって日本に限った話じゃない。 むしろ、資本主義や民主主義みたいな今の世界を支えてる仕組み自体がちょっと限界を迎えてて、どの国もゆっくり下降フェーズに入ってるだけなんじゃないかな。そう思うと、日本だけが特別、終わってるとは思わない。だって、こんなにみんな真面目に働いて、秩序があって街もきれいな国が、簡単に終わらないでしょ。 だから、英語を本気でやろうっていうモチベーションも全体的に上がらないのかなと。危機感があるようで、心の底では「まだ大丈夫でしょ」って思ってる人、多いと思う。 ● 母国語で最先端の教育、日本は恵まれている 僕の理解では、(英語ネイティブではなく)英語を話せる人は、母国じゃ生きていけなかったからなんですよ。自国の経済が弱すぎて、「稼ぎたいならアメリカやイギリスに行くしかない」って切羽詰まってた。だから、嫌でも英語を勉強するしかなかった。生きるための英語です。 ヨーロッパの多くの国もそう。国内に世界ランキング上位の大学がないから、国外に出て勉強する必要があった。英語ができないと、勉強すらできなかった。 でも日本は違う。東京大学をはじめ世界レベルの大学がちゃんと国内にあって、しかも母国語で最先端の教育が受けられる。これって実はめちゃくちゃ恵まれている。 (略) ● 韓国の英語教育は小学生からハンパじゃない じゃあ、なんで同じアジア圏で、しかも日本語と似た言語体系を持つ韓国人は英語が話せる人が多いの?って疑問が出てきますよね。これもまた、答えはシンプルで「めちゃくちゃ努力してるから」。 例えば(アイドルグループの)KARAや少女時代は、日本デビュー時には日本語をしっかり話して、日本のバラエティ番組でも活躍していました。BTSも、初期のころは日本語曲をリリースして、日本語でファンにメッセージを伝えていました。 当時の韓国は今ほど経済的に豊かではなかったし、国内だけではマーケットが小さかった。だから、日本という大きな市場に挑むために、みんな必死で言語を学んでいた。 そこで得た収益を、さらに次の展開に投資して、やがて英語圏や世界市場に打って出ていく。BTSはまさにその成功モデル。努力と戦略がちゃんとつながって、今があるわけです。 韓国の英語教育はハンパじゃない。韓国人の友人が学校で使っていた英語の教科書を見たことがあるんですが、とにかく文法をしっかりやってる。しかも小学生から。そりゃ、英語を話せるようになるわって思いましたね。 結局のところ、日本人が英語を話せないのって、やってこなかったからなんですよ。やる気がなかった。英語を「話さなきゃいけない状況」もなかった。 日本はこれまで経済も強くて、大学も仕事も国内で完結してた。わざわざ英語を使う必要がなかった。だから、勉強してこなかった。シンプルにそれだけの話だと思います。 全文はソース先で 8/26(火) 14:50 ダイヤモンド・オンライン 引用元:…