1: 名無しの旅人 2025/08/23(土) 12:04:48.59 ID:5HwuHKoC9 名古屋城天守の木造復元をめぐる議論が続いている。 歴史評論家の香原斗志さんは「バリアフリーは時代の要請であるし、障害者差別もあってはならない。一方で、名古屋城を『復元』するという意味を今一度考えるべきだ」という――。 ■名古屋城の復元天守工事がストップしている理由 2024年、名古屋城の入場者数は223万4976人で、世界デザイン博が開かれた平成元年(1989)の次に多い数字を記録した。だが、現在、名古屋城では天守に入ることができない。 観光の目玉は平成21年(2009)から復元工事が行われ、平成30年(2018)から公開されている本丸御殿で、昭和34年(1959)に鉄筋コンクリート造で外観復元された天守は、老朽化による耐震性不足などを理由に、平成30年(2018)5月から閉館されている。 もっとも、予定通りに進めば、河村たかし前名古屋市長が打ち上げた、木造による史実に忠実な復元が、令和4年(2022)には終了しているはずだったが、事業の進捗状況ははかばかしくない。 停滞した原因には、文化財としての保全が求められる石垣をどうあつかうか、という問題も絡んでいたが、最大の障害はバリアフリー対策をめぐる問題だった。 とくに2023年6月、市が主催した「名古屋城のバリアフリーに対する市民討論会」を機に、事業はさらに遅れることになった。車いすの男性がエレベーターを設置すべきだと主張したのに対し、とある参加者から問題となった発言が飛び出した。 「(車いすの人は)平等とわがままを一緒にするな。どこまで図々しいの、という話。がまんせいよ、という話なんですよ」。 これを受けて市は、整備基本計画を文化庁に提出するのを延期し、「差別発言」の問題に最優先で取り組むことになった。 以後、復元事業はストップしてしまっていたが、ようやくここにきて少し動きが見えてきた。 続きは↓ [PRESIDENT online]引用元:…