お盆休みも終盤を迎え、Uターンラッシュで道路はいつも以上に渋滞します。運転中、車線変更したときや、道を譲ってもらったときに、ハザードランプを数回点滅させる「サンキューハザード」で感謝を伝えたり、伝えられた経験はありませんか? 交差点で対向車線の右折待ちしている車に道を譲るため、ヘッドライトを点滅させて、先に行ってもらう「パッシング」・・・実はこの「サンキューハザード」や、「交差点パッシング」、トラブルに繋がることもあるため、注意が必要な行為なんです。 ハザードランプは、非常点滅表示灯といい、周りに危険を知らせる際に使います。道路交通法施行令でハザードランプを点滅させることが義務付けられているのは「夜間に道幅が5.5m以上の道路に停車、または駐車するとき」、「通園・通学バスが停車し幼児や小学生が乗降しているとき」の2つです。そのほかにも高速道路で減速する際に、後続車に知らせるときや、車が故障したときなどでも使います。 つまり、ドライバー同士のコミュニケーションのためのツールだといえます。では、なぜ感謝を伝える「サンキューハザード」はトラブルに繋がるのでしょうか?…