220 :おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/2014/11/26(水) 15:36:02ID:JyV7B+bF.net私が7歳の頃の話。父親が単身赴任で私は母親と暮らしていた。母親は自分の事は自分で、という教育方針で幼稚園の頃から自分の靴下や下着はお風呂入った時に手洗いするとか小学校に入ってからはお米を研いでご飯を炊くというとかお風呂洗ってお湯を溜める位の家事をお手伝いの範囲内でやらされていました。電子レンジの使い方も温める、位の事は出来ていました。そして住んでいる所が商店街を抜けた所にあったので、一人でおつかいに行くとお店のおじちゃんやおばちゃんが「あら◯子ちゃん、おつかい?えらいねー。」とおまけしてくれたりする場所に住んでいました。ある日家に帰ると母親がおらず置き手紙がありました。その手紙には「おかあさんはおでかけしてきます。」と書かれていて、今日はどこで何を買う、明日はどこで何を買う。と指示が書かれていて単純な私はそれに従って買い物をしてやはり手紙に書いてあった通り、冷凍してあったご飯を食べていました。それをしていたのは二日三日だと思うのですが、大人には違和感を感じたんでしょう。揚げ物屋のおばちゃんに「○子ちゃん、おかあさんは?」と聞かれ、馬鹿正直におでかけ!お留守番なの!と答えるとそのままお店に引きとめられて、おばちゃんの呼んだ近くの交番のお巡りさんとおばちゃんで家に帰り、手紙を見たお巡りさんがどこかへ電話をして、私は保護されました。夜遅くに父親がやって来て、大泣きしながら私を抱きしめてくれたのを覚えてます。結果的に母親は失踪。母方の祖父母にも何も言わず今でも行方不明です。私はしばらく少し離れた父方の祖父母の家に預けられましたが、その後こちらに戻ってきた父親と住むようになりました。母親に会いたいな、さみしいなと思った事もありましたがそれ以上に父親が愛情たっぷりに育ててくれ、今日私は20歳になりました。大人になるにしたがっていろいろ考えてしまいたまに内心修羅場になりますが、考えても仕方ない事はあまり考えず生きていこうと思っています。…