1: 久太郎 ★ 2025/08/11(月) 20:36:30.94 ID:1WhFavxR9 クリスタル・パレスは、新シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場を求める訴えが棄却された。 日本代表MF鎌田大地らを加えた昨季、FAカップ優勝を達成して新シーズンのEL出場権を獲得したパレス。しかし、共同オーナーであるジョン・テクストル氏がリヨン(フランス)を所有する「イーグル・フットボール・グループ」のオーナーを務めていることが問題に。リヨンも来季のEL出場権を獲得したが、UEFAの規則では同一大会に同一オーナーが所有するクラブの参加を認められていない。そして同一オーナーが所有する2クラブが同じ大会の出場権を得た場合、国内リーグで上位の成績を収めたクラブが優先的に出場権を得るため、リーグ・アンを6位で終えたリヨンが出場権を獲得することになっていた。 その後リヨンが財務規則違反によって降格処分を下されたものの、この処分が撤回に。テクストル氏はリヨンの会長職を辞任するなど両クラブの出場へ向けて様々な対策を行っていたが、UEFAはパレスのEL出場権を剥奪。カンファレンスリーグ(ECL)へ回ることとなっている。これを不服としたパレス側はスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えを起こしていたが、その判断が11日に発表された。 イギリス『BBC』によると、CASはパレス側の訴えを棄却。これによってELへの出場は叶わず、新シーズンはECLへの出場が確定している。またこれと同時に、ノッティンガム・フォレストのEL出場も決まった。 CASは声明で、「規則は明確であり、評価日に規則を遵守していないクラブに対して柔軟な対応は認められない。UEFAの評価日時点で、テクストルは依然として両クラブに対して決定的な影響力を持っていた。また委員会は、ノッティンガム・フォレストやリヨンと比較して不公平な扱いを受けたというパレス側の主張を退けている」と発表している。 なおイギリス『スカイスポーツ』のチーフ記者カーヴェ・ソルヘコル氏によると、パレスはECLへの降格によって最大2000万ポンド(約40億円)の損失を被ることに。欧州裁判所に損害賠償を求める可能性があるという。さらに同氏は、エベレチ・エゼやマルク・グエイら主力選手を引き留めるのが難しいとも予想している。…