株式会社Luupは、三輪・小型のユニバーサルカー「Unimo(ユニモ)」のコンセプトモデルを発表した。本車両は、株式会社アイシンと共同開発されたモデルとなっている。 ユニバーサルカーの特長 ①幅広い世代が取り扱える走行時・静止時の安定性 ②身体的負担が少なく移動可能 ③若者から高齢者まで分け隔てなく乗りたいと思えるデザイン ④利用者に合わせて最高速度や走行補助機能をパーソナライズ可能 ①「特定小型原動機付自転車」という車両区分 特定小型原付は、16歳以上であれば運転免許不要で乗車可能。また、制限速度は車道通行時20km/h、一部の歩道や路側帯の通行時は6km/hとなっている。そのため、地方部はもちろん高齢者の地域の足の問題が見過ごされがちな都市部においても、免許返納後の足や幅広い方々の短距離移動手段として、交通空白を埋める役割を担うことが期待される。車輪数は車体サイズを満たせば規定はないという。 ②アイシンの「リーンアシスト制御」技術 リーン構造及びモーターサポートにより、三輪構造の安定性と二輪構造の走行能力の両方を備えている。「リーンアシスト制御」は、車速とハンドル角等の情報に基づき、車体の傾斜角を制御することで、二輪車並の幅の狭い車両においても高い走行安定性を実現できる技術。走行状況のデータをリアルタイムにキャッチし、それに応じて制御・アシストを行うことで、車両の姿勢を安定させる。…