絵を描くのがとにかく苦手だった小学2年生の投稿者。学校で「戦争をテーマにした絵」を描くことになり、絵のうまい小学4年生の姉に代わりに描いてもらって、自分の作品として提出した。ところがその絵が、カナダ・オンタリオ州じゅうの学校が参加するコンクールで州2位に入賞してしまう。話はどんどん大きくなり、ついには偉い人たちが並ぶ式典の舞台で表彰されることに。その晴れ姿を、本当に絵を描いた姉は客席から見ていた……。 ※注:オンタリオ州は、トロントなどがあるカナダの州。カナダの学年の数え方は日本とほぼ同じで、投稿者は小学2年生、姉は小学4年生にあたる。戦没者追悼の日は毎年11月11日、戦争で亡くなった人たちを悼むカナダなどの記念日で、各地で式典が開かれる。 何をやらかした? 📌 小学2年生のとき、州じゅうの学校が参加する絵画コンクールで「戦争をテーマにした、メッセージのある絵」を描くことになった。絵が大の苦手だった投稿者は、絵がずば抜けてうまい小学4年生の姉に代わりに描いてもらい、自分の作品として提出。その絵がオンタリオ州全体で2位に入賞した。戦没者追悼の日の式典では舞台に上がり、賞品と賞金を受け取って表彰された。本当に描いた姉は、その様子を客席から見ながらカンカンに怒っていた。 事の発端 クラス全員参加の「戦争の絵」 投稿者が小学2年生だったころの話だ。通っていた学校が、オンタリオ州じゅうの学校が参加する絵画コンクールに加わることになった。 お題は「戦争をテーマに、何かしら大切なメッセージが込められた絵を描くこと」。希望者だけが応募するものではなく、クラスの子どもは全員、必ず参加しなければならなかった。 ただひとつの問題 ただ、ひとつだけ問題があった。 投稿者は、絵を描くのが壊滅的に下手だったのである。 7歳がひらめいた「完璧な解決策」 一方、当時小学4年生だった姉は、とんでもなく絵がうまかった。そこで7歳の投稿者は、本人いわく「これ以上ないほど理にかなった解決策」を思いつく。お姉ちゃんに描いてもらえばいいのだ。 頼んでみると、姉は引き受けてくれた。しかも仕上がった絵は、文句のつけようがない見事な出来ばえだった。 やらかしの一部始終 傑作を描き上げたような顔で提出 翌日、投稿者はその絵を学校に持っていき、まるで自分が傑作を描き上げたかのような顔で提出した。 先生はひと目見るなり、「まあ、なんて素敵なの!」と言わんばかりの様子。すっかりその絵が気に入ったようだった。 それから数か月。投稿者はコンクールのことなど、きれいさっぱり忘れていた。 「オンタリオ州で2位」の発表 そんなある日、先生がクラス全員の前に立って発表した。投稿者の絵が入賞した、というのである。 その順位は、なんとオンタリオ州全体で2位。 教室じゅうから拍手がわき起こり、クラスメートが次々に「おめでとう」と声をかけてくる。投稿者はその場に立ったまま、まるで自分があのモナリザでも描いたかのような顔で、拍手を浴びていた。 姉のことは、ひと言も口にしなかった。 気づけば式典の舞台の上 やがて戦没者追悼の日がやってくる。その頃には、話は投稿者が思っていたよりもはるかに大ごとになっていた。 コメント欄での本人の補足によると、このことは式典に招待されるまで、両親にも黙っていたそうだ。父親からは「式典で隣に座る軍人さんに逮捕されるぞ」と言われ、生きた心地がしなかったという。 そして当日、投稿者が座っていたのは式典の舞台の上だった。周りには偉い人たちがずらりと並んでいる。そこで投稿者は、自分の「素晴らしい」作品をたたえられ、賞品といくらかの賞金を受け取って表彰された。 客席には本当の作者 一方、客席ではその一部始終を姉が見ていた。あの絵を本当に描いたのが誰なのか、会場の誰よりもよく知っている人物である。 姉はカンカンに怒っていた。投稿者自身も「姉を責める気にはなれない」と認めている。 その後 今振り返っても、投稿者は信じられないという。「絵が壊滅的に下手」だった自分が、絵の腕前をまったく上げないまま「オンタリオ州で2位」になってしまったのだから。本人いわく、ひと言でまとめるなら「自分にとっては人生最高の日、姉にとっては人生最悪の日」。 コメント欄では、読者の質問に答える形で、本人がいくつか話を付け加えている。 本当のことを打ち明けた相手は、両親だけ 賞金を姉に渡したのかと聞かれて、「ピザを買った。自分も食べたけど」 入賞した絵は学校の壁に貼り出された。「今もまだ貼ってあるのかな」 投稿者は結局、絵の道には進まなかった。一方の姉は結婚式の飾りつけを手がけていて、「あれもある意味アートかな」 「お姉さん、今でもこの件を持ち出してくるでしょ」という声には、「いやもう……想像もつかないと思うよ……」 打ち明けたのが両親だけなら、学校の記録の上では、あの絵の作者はいまも投稿者ということになる。その”貸し”が姉の中でどれほど大きく育っているのかは、本人の返事から察するしかない。 海外の反応 1. やらかし名無しさん 賭けてもいい、お姉さんは今でもこの件を持ち出してくるはず。家族で集まるたびに「で、あの州で2位の絵って、誰が描いたんだっけ?」って。 2. やらかし名無しさん(>>1への返信) 投稿者本人がまさにその質問に「いやもう……想像もつかないと思うよ……」って返してて、全部察した。あれから、いったいどれだけ利子がついてるんだろう。 3. やらかし名無しさん 自分は作品を貸した側。妹に頼まれて、国語の課題に自分の詩を使わせてあげたんだけど、よりによって一番気に入ってた詩を渡しちゃった。先生がすごく気に入って、地元の新聞にまで載ったんだよね。 評価されたのはうれしかったけど、正直かなりつらかった。妹も自分も同じ先生に教わっていて、しかもその先生が大好きで、自分はいわゆる先生のお気に入りだったから。その先生にずっと嘘をついてる気がしたし、自分の作品として褒めてほしかった。 4. やらかし名無しさん(>>3への返信) 先生が2人の文章を普段から読んでたなら、どっちが書いた詩か、たぶん分かってたと思うよ。文章のクセって、書いた本人にはほとんど見えないのに、読む側にはびっくりするくらい伝わるものだから。 5. やらかし名無しさん(>>3への返信) でもその先生は、ちゃんとあなたの詩を誇りに思ってたんだよ。詩に書いてあった名前が妹さんだったから、本人に伝わらなかっただけで。そう思うとちょっと泣ける。 6. やらかし名無しさん 小学2年生に「戦争をテーマに、メッセージのある絵を描きなさい」ってお題、なかなか重い。大人でもどう描けばいいか悩むのに、7歳が絵のうまいお姉ちゃんを頼りたくなる気持ちは分かる。 7. やらかし名無しさん カナダ在住だけど、うちの子の学校でも11月が近づくと、みんな胸に赤いポピー(ヒナゲシ)の造花をつけて、追悼の日にちなんだ絵や詩を作ってた。州じゅうの学校が参加するコンクールで2位なんて、学校としても鼻が高かったはず。 8. やらかし名無しさん ご両親はこのことを知ってるの? それと、もらった賞品や賞金はちゃんとお姉さんに渡したのか、そこが一番気になる。 9. やらかし名無しさん(>>8への返信) ご両親は式典に招待されたタイミングで知ったみたい。で、お父さんの「隣に座る軍人さんに逮捕されるぞ」が最高。7歳にとっては本気の脅しだから、式典の間じゅう、隣の軍人さんが動くたびに心臓が止まりそうだったんじゃないかな。 10. やらかし名無しさん(>>9への返信) 親としては、怒るより先にからかいたくなる気持ちも分かる。小2の子が上の子の絵で州2位を取ってきたら、もう叱るタイミングを完全に逃してるし、式典を欠席するわけにもいかないし。 11. やらかし名無しさん 賞金でピザを買って、しかも自分もちゃっかり食べてるのが一番笑った。お姉さんへのお詫びのつもりだったのかもしれないけど、7歳の償いとしては詰めが甘すぎる。 12. やらかし名無しさん あれだけ激怒してたのに、式典の場でバラさなかったお姉さんが偉い。小学4年生なら、客席から「それ描いたの私なんだけど!」って叫んでもおかしくない年頃なのに。 13. やらかし名無しさん(>>12への返信) うちにも妹がいるけど、同じことをされても絶対にバラさないと思う。上の子としては墓場まで持っていく覚悟だし、それで本望。腹が立つのなんてその日だけだよ。投稿者は、とにかくお姉さんを大事にしてあげてほしい。 14. やらかし名無しさん こっちもオンタリオ州民だから、急に身近な話になった。その後、投稿者かお姉さんのどちらかは絵の道に進んだの? 趣味でもいいから気になる。 15. やらかし名無しさん(>>14への返信) 投稿者自身はさっぱりだったらしいけど、お姉さんは結婚式の飾りつけを手がけてて、本人いわく「あれもある意味アートかな」だって。才能はちゃんと、本当に描いた人のところで生きてた。 16. やらかし名無しさん これ、自分に起きててもおかしくなかった話。同じオンタリオ育ちで、絵がめちゃくちゃうまい姉がいるから。ただ、うちの姉ならあの年で私のために絵を描いてくれるなんて絶対なかった。いいお姉さんだよ。 17. やらかし名無しさん その絵ってまだ残ってる? もし手元にあるなら、額に入れてクリスマスにお姉さんへプレゼントしてあげてほしい。何年越しかの「作者へのお返し」として。 18. やらかし名無しさん(>>17への返信) 学校の壁に貼り出されたらしいよ。本人も「今もまだ貼ってあるのかな」って気にしてた。もし残ってたら、名前のところだけでもお姉さんに書き換えてあげたい。 19. やらかし名無しさん てっきり「実は応募した子が全員入賞してました」ってオチかと思って読んでた。自分も子どものころ、詩集に載ることが決まって大喜びしたら、応募した子の詩をひとつ残らず全部載せてただけだった。 20. やらかし名無しさん 先生もご両親も、普段の絵と全然違うって気づかなかったのかな。小2と小4じゃ、線の迷いのなさとか色の塗り方とか、見比べたらかなり差が出そうなものだけど。 21. やらかし名無しさん(>>20への返信) 学校の自由研究コンテストで、どう見ても親が作った模型が優勝しちゃうのと同じだと思う。疑おうと思えば疑えるけど、まさか小4の姉が描いたとは思わない。しかも描いたのも一応子どもだから、ギリギリ「子どもの作品」ではあるのがややこしい。 22. やらかし名無しさん お姉さんの目線で想像すると本当に地獄。自分の描いた絵が州で2位になって拍手されてるのに、舞台の上で賞をもらってるのは、絵を頼んできた下のきょうだい。それでも黙って見届けたんだから、ピザくらいじゃ全然足りないよ。 まとめ 絵が大の苦手な小学2年生が、小学4年生の姉に描いてもらった絵でオンタリオ州2位に入賞し、式典で表彰されてしまった。コメント欄では「その場でバラさなかったお姉さんが偉い」「賞金のピザを自分も食べたのは詰めが甘い」と姉への同情が集まり、きょうだいで作品を貸し借りした体験談も。あの絵がまだ学校の壁にあるなら、本当の作者の名前を添えてあげたい。 元ソース: 小2の絵画コンクールが、子ども時代いちばんの大嘘になってしまった The post 「自分には人生最高の日、姉には人生最悪の日」小4の姉に描いてもらった絵がカナダの州で2位に入賞し、式典の舞台で表彰された話 appeared first on やっちまった!海外のやらかし告白.…