チーム打率も本塁打も得点も昨季を上回るカープが巻き返しに向け克服すべき課題今季前半戦終了時点の、総得点数265点はリーグ2位で、チーム打率.242、長打率.335はいずれもリーグ3位と見劣りするものではない。「チャンスであと1本出ない」と言われているが、チーム得点圏打率はDeNAのリーグトップ.255に次ぐ.253を残している。昨季前半戦終了の84試合消化時点と今季の84試合を消化した7月16日時点で比較しても、チーム打率は.229から大きく上がり、本塁打数は34から38へ、得点は234から250へとわずかながら増えている。攻撃陣の後半戦の鍵は「先制点」だ。広島が前半戦で先制した試合は、わずか34試合(リーグ5位)にとどまった。上位にいる4球団はすべて40試合以上あり、首位阪神に至っては57試合と圧倒的に多く、チームの勢いに直結している。広島が失速した7月は、21日までの18試合中14試合で先制点を奪われる展開だった。得点パターンを探るためにも1番打者の出塁率が大事になる。1番には前半戦だけで11選手を起用しながら、打順別出塁率ではセ6球団中最下位の.279。打線の再構築は急務となっている。(全文はリンク先)・この記事から分かる通り、後半戦の巻き返しのカギは先制点と打線の固定化と投手陣の整備ですね。交流戦明けは得点力不足もさることながら、とにかく先制点を取られる事が多かった。特に立ち上がり。そしてリリーフ陣も栗林とハーンの不調でかなり苦しい台所事情になっている。・もう一番信頼できる年間通してある程度計算できる打者を1番に置いて固定しよう。強いチームは期待の若手や2軍から上がってきた選手をお試し枠で7番あたりで使う。それがカープでは1、2番がお試し枠になっていて、そんなことして強かったチームなんて記憶にないんです。…