1. 匿名@ガールズちゃんねる その群れは、安全な森へ向けて急いで移動している途中だったが、その最中に生後8週間の赤ちゃんゾウが1頭、取り残されてしまった。 母親と離れた赤ちゃんゾウは、他に頼れるものがなかった。 そして、人間に助けを求めるという行動に出た。 連絡を受けて現場に駆けつけたのは、インド野生動物保護基金(Wildlife Trust of India)のチームと、アッサム州の野生動物保護官たちだった。 スタッフの車が現れると、赤ちゃんゾウはすぐに駆け寄り、自分が困っていることを伝えようとするような仕草を見せた。 ゾウの群れが通った痕跡をたどり、母親が向かったとみられる方向を確認したスタッフたちは、赤ちゃんゾウを小型のトラックに乗せ、群れの前方へと先回りする形で移動させた。 保護チームは、同行していた飼育下のゾウに先導を任せ、静かに様子を見守った。やがて、体高約2.6mのメスのゾウが木々の間から姿を現し、赤ちゃんゾウの前に立ち止まった。 二頭はしばらく見つめ合ったあと、再び会えたことを喜び、並んで森の中へと歩いていった。 2025/07/23(水) 23:15:35…