public domain / Wikimedia タスマニアタイガーの名で知られるフクロオオカミは、「羊を襲う獰猛な捕食者」ではなかったことが最新の研究で判明した。 オーストラリアのフリンダース大学などの研究チームによる頭骨分析で、彼らの顎はワニのように素早く噛みついて小動物を捕らえることに特化しており、羊のような大型動物を押さえ込むのには向いていなかったことが明らかになった。 人間の勝手な思い込みと濡れ衣による乱獲が、タスマニアタイガーを絶滅に追いやったのである。 この研究成果は『Nature Communications』誌(2026年8月31日付)に掲載された。 ... ▼あわせて読みたい ・2万年前に絶滅したと思われていたカンガルー、6500年前まで生き延びていた ・絶滅種のタスマニアタイガーの標本からRNAを抽出することに史上初めて成功 ・失われた本当の最後の1頭のタスマニアタイガーの毛皮と骨格が博物館の戸棚で発見される ・絶滅したタスマニアタイガーの復活を夢見る科学者たち。フクロアリクイのゲノムを利用 ・最後の1頭となったタスマニアタイガーの未公開映像が公開される(1935年撮影) この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 動物・鳥類…