野生動物を通報できる専門アプリに新しい仕組み/image credit:youtube 一般人でもスマホから、野生動物の異変を通報できる専用アプリが浸透しているブラジルで、大量の報告を点数化することで、感染症の発生をいち早く検知する新しい仕組みが開発された。 開発したのは、保健省の連携研究機関、オズワルド・クルス財団の研究チームだ。 動物の発見場所と時期でグループ化し、注意度を数値で示すことで、1年間で1万4000件の報告通知を48件の警告に置き換えることができたという。 黄熱(おうねつ)病の過去データでは、しきい値の設定により、実際の症例の9割から98%の検知率が確認され、研究チームは、狂犬病や鳥インフルエンザなど、他の人獣共通感染症への応用についても検討する方針を示している。 この研究成果は『PLOS One』誌(2026年8月25日付)に掲載された。 ... ▼あわせて読みたい ・世界最大の蚊の生産工場がブラジルにオープン、デング熱の撲滅に挑む ・動物から人間にうつる「人獣共通感染症」が増加、2050年までに12倍の死者を出す可能性 ・24億匹の遺伝子組み換えされたオスの蚊が放出予定。危険な伝染病を食い止める切り札となるか? ・疫病根絶のため、自らの腕を数千匹の蚊に捧げた科学者(※蚊大量注意) ・脳を破壊する「ゾンビ鹿病」が人間にも感染する恐れありと専門家が懸念 この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 動物・鳥類…