Image by Istock / canbedone 約5億年前のカンブリア紀に多種多様な生命が姿を現した。その理由は海に暮らす生物たちのフンが後押しをしたという興味深い仮説が打ち出された。 オーストラリアのフリンダース大学とドイツのカールスルーエ州立自然博物館の研究者が世界36か所のカンブリア紀のフンの化石を調べたところ、ある時期を境にフンの化石が一気に増えることがわかった。 腸を持つ生物が増えて大量のフンが海底へ沈み、深い海まで栄養が届くようになったことで、生き物の種類が爆発的に増えた「カンブリア爆発」のきっかけのひとつになった可能性があるという。 この研究成果は『Trends in Ecology & Evolution』誌(2026年8月4日付)に掲載された。 ... ▼あわせて読みたい ・生命の進化は400万年早かった可能性。中国でカンブリア紀より古い複雑な動物化石を発見 ・かつて月の影響で地球の1日の長さが2時間伸び、カンブリア爆発の引き金になった可能性 ・5億9000万年前の地球の磁場崩壊が生命の多様化を促進させた ・4億6200万年前の古代生物の化石群がウェールズの秘密の場所で発見される。新種も続々 ・地球内部のマントル層で生命の痕跡が発見される この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 水中生物…