Image credit:Gounelle & Mantzourani, J. Archaeol. Sci., 2026 約3000年以上前の古代ギリシャでは、宇宙から飛来した隕石が権力者たちを魅了していたようだ。 青銅器時代のミケーネ文明やミノア文明のエリート層は、地球外からやってきた貴重な隕鉄を金や銀と組み合わせ、豪華な指輪を作って身につけていた。 フランス国立自然史博物館やアテネ大学の考古学者らの研究で、古代の墓から見つかった指輪の一部が隕鉄(隕石由来の鉄)で作られていたことが判明した。 地位の象徴として重宝されたこの宇宙の指輪だが、紀元前12世紀頃を境に忽然と姿を消しており、その理由は謎に包まれている。 この研究成果は 『Journal of Archaeological Science』誌(2026年7月6日付)に掲載された。 ... ▼あわせて読みたい ・ポーランドの初期鉄器時代の遺物は隕石で作られていたことが明らかに ・3000年前の「ビリェーナの財宝」には宇宙由来の隕石鉄が含まれていた ・古代の秘宝コレクションから地球外の金属が発見される ・隕石から作られた青銅器時代の矢尻が発見される ・ツタンカーメンの棺に納められていた隕石の短剣の謎 この記事のカテゴリ:自然・廃墟・宇宙 / 歴史・文化…