グラスヒュッテ時計産業のレジリエンスを辿る 昨年グラスヒュッテ時計製造技術180周年を迎えたグラスヒュッテ・オリジナルは、今年は懐中時計から腕時計のムーブメントが本格的に製造されてから100周年を迎えます。これを記念し、「新たな始まり-懐中時計から腕時計へ」と題した記念展が開催されています。 本展では、時計ブランドそのものの歴史に留まらず、グラスヒュッテの時計産業が世界大戦や経済危機、東西ドイツ分断、社会体制の変化といった困難を乗り越え、発展してきた「レジリエンス(適応力)の歴史」が紹介されています。 ドイツ本国から届けられた55点の歴史的タイムピースが展示されており、芸術性の高い高級時計から、女性用時計、軍用時計、量産時計、さらにはクォーツ時計まで、多様な時代と用途を象徴するモデルが揃っています。それぞれの時計は、グラスヒュッテの時計産業が社会や技術の変化に適応しながら歩んできた軌跡を物語るものです。 人と知識が紡ぐ180年以上の歴史 グラスヒュッテ・オリジナルが受け継いできたのは、単なる時計ではありません。精度への飽くなき追求、高度な技術力、時計学校を通じて培われた教育の伝統、そして世代を超えて継承される職人文化がその本質です。 本展では、Assmann、UNION、UROFA、GUB、そして現在のグラスヒュッテ・オリジナルへと連なる歴史的タイムピースを通して、こうした「人」と「知識」の継承こそが、180年以上にわたりグラスヒュッテの時計製造を支えてきた原動力であることが体感できます。 1994年に「グラスヒュッテ・オリジナル」のブランド名を新たに採用した後も、GUB(Glashütter Uhrenbetrieb GmbH)として技術、人材、ノウハウ、製造文化が受け継がれ、今日に至っています。 開催概要 本記念展は一般公開されており、どなたでも来場できます。 イベント名: グラスヒュッテ腕時計100周年記念展 新たな始まり-懐中時計から腕時計へ 日時: 8月8日(土) – 8月11日(火) 11:00-19:00 (最終入場 18:00) 場所: Cite du Temps GINZA (シテ・ドゥ・タン ギンザ) 14階 東京都中央区銀座7-9-18 ニコラス・G・ハイエック センター グラスヒュッテ・オリジナルについて グラスヒュッテ・オリジナルは、1845年から一度も途絶えることなく続く、真のマニュファクチュールによる時計製造の価値を受け継ぐブランドです。ドイツのザクセン州グラスヒュッテにあるマニュファクトリーでは、伝統的な職人の技能と革新的なテクノロジーが見事に融合されています。ムーブメントの部品の最大95%に加え、精巧な文字盤までも自社で製造し、最高水準のドイツ時計製造技術を誇ります。 詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。 Glashütte Original – German Watchmaking Art…