219 :おさかなくわえた名無しさん 2007/01/14(日) 00:12:01 ID:VK8S3AoZ 高校時代、隣の空き地に小型ダンプが停められるようになった。 ボロいためか朝早くから長時間アイドリングしていた。よりにもよって俺の部屋の真横で。 登校時間ギリギリまで寝ていたいのに否応なしに起こされる。 ダンプの持ち主に駐車場所変えるように頼んだが、奴は仕事の都合で仕方ない、学生なんだから我慢しろだのと逆切れ。 親まで、いい機会なんだから朝型生活に切り替えろと説教しはじめた。 当事の俺はアトピーを患っており、痒みのピークは深夜に訪れるため寝るに寝れなかった。だが親は夜更かしの言い訳と解釈していた。 ダンプはエンジンかけてから出発までの間は持ち主がいったん家に戻るのか無人となる。 その隙にキー抜くなり何なりしてやればいいのだが、そんなことをしたら更に親から責められる。 そこでプレゼントをすることにした。 針の音がしないデジタル式の目覚ましを4個、昼休みの時間帯に時間差をつけて鳴るようにセットし、ごちゃごちゃとした雑誌などの荷物の中に紛れ込ませて置いた。 もし昼飯のあと昼寝するとしたらいい嫌がらせになるだろうと思っていたが、予想以上の効果があった。 そのダンプを所有する工務店の社長が菓子折り片手に謝罪に訪れた。 なんでも、あのダンプは諸事情あってダンプの担当者に自分で駐車場を確保させていたのだが、奴は駐車料金を浮かすため自宅の近所である我が家の隣の空き地に無断で停めていたらしい。 目覚ましで昼寝を妨害された奴が思わず口走った俺への悪態でこのことが発覚したそうだ。 でも親は、まじめに働いてる人に恥をかかせるんじゃないと言い、俺に更なる説教。 これだとスーッとしないだろうが、後日、痒みを抑えるホルモンの分泌サイクルと睡眠時間の関連を示す資料を見つけた。 明け方になって分泌されるため、そのころになってようやく熟睡できるようになるのも仕方ないとのこと。 親が怠慢と見なした俺の生活は仕方ないものだったことを裏付ける資料を突きつけて謝らせた。 こうして自分らの知識や経験が絶対でないことを親に認めさせ、その後は進路や休日の過ごし方や交友関係に関してもあれこれ口出ししない約束を取り付けることに成功した。…