309: 本当にあった怖い名無し 2018/10/06(土) 21:24:37.75 ID:Ee6xruRq0.net 友人が転勤で引っ越したのでせっかくなので書いてみる 俺らには盆休みに友人A宅に集まって宅飲みして花火を見て泊まるという恒例行事があった Aのアパートは10階建ての8階でそのベランダから花火大会の花火がよく見える絶好のスポットだった なので高校の時の友人達でその花火大会の日は集まろうという話になったのである その年も集まろうという事で家主のA、体育会系のB、唯一地元を離れてたまに参加できないC、俺の4人で集まった 18時ぐらいから買い出しして飲みながら花火開始の時間を待ち 開始時間が近づくと各々が好きな酒とつまみを皿に適当に盛ってベランダに出て花火を見ながらさらに飲んだ 花火もフィナーレに近づいて派手さがドンドン増していく時にふいにCが俺の肩を叩いてきた あと5分ぐらい待ってくれよと思いながら振り向くとCがベランダの外の斜め下を指さしながらニヤついてた Cの指さす方向を見てみると向かいのマンションの部屋が見えた カーテンをしてないし俺たちの位置よりちょっと下なので部屋の中が丸見えだった そこには男と女が向かい合って立っていた 他の2人も気づき4人は興しながら少し身を屈めて隠れながら覗いた 祭りの夜だしこれはもしかしたらやらしい事が起こるんじゃないか?と期待していた 酒も入っているのでみんな「さっさと押し倒しちゃえよ」「なにやってんだヘタレ野郎」と好き勝手に言っていた そしてついに男が動いた しかしそれは俺たちが期待していた内容とは全く違っていた 男が女を思いっきり殴ったのだ 女は吹っ飛び気絶したのが全く動かない…