韓国・20~30代「休んでいる」人口が過去最多…若年層の労働市場離脱深刻(KOREA WAVE) 2025年の韓国の20~30代の「休んでいる」人口が71万7000人となった。関連統計を集計し始めた2003年以降で過去最多だ。「休んでいる」とは、求職も学業もせず、休んでいる非経済活動人口を指す。 (中略) 実際に20~30代の「休んでいる」人口は、2021年の67万5000人から2022年には62万2000人に減少したが、2023年64万4000人、2024年69万1000人、2025年71万7000人へと増加した。 (中略) 特に中小企業や臨時・日雇いの職場から離脱した若者が、「休んでいる」人口に流入する傾向がはっきり表れた。 (引用ここまで) 韓国の雇用情勢はいくら擦っても味がある。 というわけで、今度は「ただ休んでいるだけ」の20〜39歳が過去最大になったとの話題。 2003年にはじまった統計以来、最大の71万人000人。 ただ、20〜39歳の人口は順調に減っています。 2017年で1446万人だったものが、2022年には1360万人に。 そして今年の推定値では1292万人に。 10年で150万人減っているんだよなぁ……。 でも、「ただ休んでいるだけ」の人口は過去最高。 どれだけ雇用がしんどいのかって話なんですよね。 そしてもうひとつ行っておきましょうか。 臨時職として入ってそのまま臨時職…韓国の臨時職比率、OECD平均の2.4倍(朝鮮日報・朝鮮語) 韓国の臨時職労働者の割合が、経済協力開発機構(OECD)加盟国の平均の2倍を超えていることが分かった。 職員採用も臨時職が増え、一度臨時職に入った勤労者はさらに長く臨時職に留まる構造が固まっているという分析が出ている。 最近、韓国労働研究院が発刊した「月刊労働レビュー」4月号によれば、2024年韓国の臨時職比率は26.9%であった。 OECD平均11.2%の約2.4倍だ。 大部分のOECD加盟国で2019年より臨時職比率が減ったのとは異なり、韓国はむしろ増加した。 韓国の臨時職比率は2019年24.3%から2024年26.9%に約2.6%ポイント上がった。 (中略) 青年層でも臨時職・非正規職を中心に採用が増えている流れが現れている。 同号に載せられた「非正規雇用構造と勤労条件変化」報告書によれば、2025年青年層では正規職新規入職者が6万9000人減った反面、新規入職「全日期間制」は5万4000人増えた。 全日期間制は契約期間は決まっているが、全日制で仕事をする雇用形態をいう。 (引用ここまで) 臨時職、つまり非正規雇用比率が増えている。 ちなみに非正規雇用の一部が臨時職。特に短期雇用について臨時職と呼ばれます。 とくに青年層(20〜34歳)で正規職は6万9000人減少。 非正規フルタイムが5万4000人増加。 だいたい、1年でこの年代は20万人ほど人口減少していて、正規職もそれに従うように減っているのだけども非正規フルタイムが増えているっていうね。 日本では人手不足で初任給が数年勤めた社員の給料を追い越すなんて状況も生まれていますが。 韓国では「若手? 使い潰してなんぼだな」みたいなもんです。「お前の代わりはいくらでもいる」ってアレ。 「若手を育てるくらいならAIのほうがマシ」まで言われるようになってますからね。 サムスン電子労組はストライキやって企業にダメージを与えることができていますが、それ以外の業種は雇用に慎重になるレベルで不況のまま。 さらに分断が促進されている、ってわけです。 お、サムスン電子の労使妥結したか。さすがにな。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 「日韓協力は可能なのか」との話題を安保面から見てみる 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…