1 名前:シャチ ★ :2025/07/04(金) 12:11:52.43 ID:FUHXykqB9.net 【ワシントン=中根圭一】米航空宇宙局(NASA)は、太陽系周辺を飛んでいる小惑星「2024YR4」が月に衝突する確率について、4・3%に上昇したと発表した。専門家によると、もし衝突すると、月から大量の物質が飛散し、地球を周回する人工衛星に影響を及ぼす恐れがあるという。衝突日は2032年12月22日と予測されている。 この小惑星は昨年12月に発見された。一時は地球に衝突する可能性が指摘されたが、その後の観測で地球への衝突は否定された。ところが、NASAなどが今年5月に改めて観測したところ、月に衝突する確率が従来の3・8%から4・3%に上昇した。 カナダの研究チームが6月に発表した研究成果によると、衝突で月の表面から10万トンもの岩石や砂が飛び散るという。飛散物が宇宙空間を漂い、地球周回衛星にぶつかるなどの被害をもたらす恐れがあるという。 最新の観測では、小惑星は直径が推定53~67メートル。太陽を周回しているが、今は遠く離れ、光が届かない空間を飛行中だ。次に観測できる28年以降に衝突の有無が判明する。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の吉川真プラネタリーディフェンスチーム長(天体力学)の話「約96%は月に衝突しないとのことなので、確率はまだかなり小さい。ただ、備えとして、衝突時の影響評価に必要な国際協力などの体制構築や、研究・技術開発を進めることが重要だ」 7/4(金) 11:51配信読売新聞オンライン 月に衝突する確率が上昇した小惑星「2024YR4」 引用元:…