
桜でなくとも見どころ多い鎮海、歴史と生態の間を歩く(女性経済新聞) 鎮海はなぜ桜で有名になったのか? 日本植民地時代の1922年、日本軍は鎮海に軍港を建設し、桜の木を植えた。 解放されると、鎮海市民は桜の木をすべて抜いて薪にしたり捨てたりした。 桜は日本の花だからだ。 しかし、反転が起きる。 1962年、植物学者たちが鎮海地域の桜が在来種のソメイヨシノ(済州ソメイヨシノ系列)という研究を発表した。 また、鎮海の桜の木がすべて日本が植えた木という認識が誤りである可能性もあるという反論も出てきた。 ついに01年、日本のソメイヨシノの原産地が遺伝子検査の結果、済州道漢拏山という事実が明らかになった。 韓国在来種の桜の木が日本に渡り、日本の象徴になったということを後になって知ったのだ。 桜の木は長い間、我が民族と共にした木だ。 八万大蔵経に使われた木材の60%が桜の木だ。 壬辰倭乱(文禄·慶長の役)時代、韓国の主力武器である弓にも桜の木の皮が使われた。 桜の木の皮を花被と言うが、乱中日記にイ・スンシン将軍が「花被を受けた」という内容が書かれている。 桜の木が私たちのものなのに無知で全部切ってしまったという非難はしてはならない。 それは無知ではなく、日帝の残滓をなくそうとする鎮海の人々の決起だ。 (引用ここまで) まだまだ「ソメイヨシノの起源は韓国・済州島」って話は韓国においてメジャーなのですよ、といったニュース。 鎮海は併合時代に旧日本軍の海軍基地のあった場所で、韓国になってからもそれを引き継いだ軍港がある場所です。 町並みにいろいろと日本の影響があり、そうしたものを見ることのできる観光地でもある……といった記事ですね。 で、鎮海は韓国有数の桜の名所でもあるのです。 旧日本軍の海軍基地があった頃から多数の桜が植えられていたとのことで。 戦後はそれを切り倒すなんてムーブをしていたそうですけどね。 それを押し留めたのが「ソメイヨシノ韓国起源説」。 まあ、ぶっちゃけ韓国人がお花見したいがためだけに生まれてきた嘘なんですが。 問題はその嘘にちょっとした背景や根拠があったことですかね。 まあ……日本人からはまったく相手にされていなかったのですが。 懐かしのNAVER enjoyKOREA/JAPANとかでも── ・韓国側「だから日本の桜の起源は済州島だって言ってんだろ!」 ・日本側「ほえー、そんなことあるわけないぽよー」 ・韓国側「日本の植物学者も、欧米の植物学者もそう言ってるんだ!」 ・日本側「ふたりだけじゃんw(その頃に草表現はなかった)」 ……ってな感じで本気になって反論する人はほぼいなかったですかね。 あとDNA調査も行われていたので、日本からは「こんなんあるけど?」「捏造だ! 捏造とは日本人らしいやりかただ!」みたいになってましたね。 2018年になってようやく、韓国メディアでも「遺伝子解析の結果、ソメイヨシノは韓国起源ではなかった」って記事が出たのですが。 その際に楽韓さんは「この言説が広まりすぎていること、そして『日本人が愛している桜が実は韓国産であったという精神的勝利』を手放せないことから、いつまででも都市伝説的に残り続ける」といった話をしています。 この刷りこまれた偽知識ってものは、そう簡単にアップデートして終わるってものではないのです。 まあ、消えるまで2世代くらいはかかるんですかね。 その間、こうして楽韓Webでもこすり続けることができるわけですが。 桜とは何か 花の文化と「日本」 (河出新書)佐藤俊樹河出書房新社2025-02-27 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 成果がないのがいい成果? 韓国大統領イ・ジェミョンの訪中、訪日外交の成果をチェックしてみよう 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…