韓国外交部、日本船舶のホルムズ海峡通過受け「状況の打開策を積極的に模索」(ハンギョレ) 日本のタンカー1隻がイラン当局の許可を得てホルムズ海峡を通過したことを受け、韓国外交部は29日、韓国関連の船舶の通過に向けた方策を模索していると明らかにした。 外交部当局者は同日、「政府は基本立場に基づき、韓国とイラン政府間の協議を含め、打開策を積極的に模索している」と述べた。また、「船舶の安全と船会社の立場も考慮しつつ、関係各国と多角的に意思疎通・協力している」と語った。韓国政府は、関連する国際ルールなどに基づき、ホルムズ海峡内における韓国を含むすべての国の船舶に対する自由な航行と安全保障が早急に実現されるべきという基本姿勢を強調している。 イランの現地メディアや船舶追跡サービス「マリントラフィック」などによると、日本企業の出光興産が所有するパナマ船籍の超大型原油タンカー(VLCC)「出光丸」は28日、原油200万バレルを積載し、イラン当局の許可を得てホルムズ海峡を通過した。日本のメディアは政府高官の話として、「海峡の通航料は支払っておらず、政府が交渉した成果だ」と報じた。 (中略) 米国・イスラエルとイランとの戦争以降、ホルムズ海峡には韓国関連船舶26隻が足止めされている。韓国はイランに外務部長官特使を派遣し、イランのアッバス・アラグチ外相と会談も行ったが、まだ船舶の通過など具体的な成果は表れていない。 (引用ここまで) 出光丸がホルムズ海峡を通過してことでまたぞろ韓国メディアが騒いでいます。 今月初めに3隻の日本関連船舶(行き先はインド)が通過した際にも大騒ぎでしたが。 今回は日本に向けたタンカーだったことでさらなる大騒ぎ。 冒頭記事では「外交関係者の話では……」ってなっていますが、その後には外交部報道官が「イラン政府との協議も含め、状況打開のために方策を模索する」と述べてしまっています。 定期記者会見で韓国メディアからの「日本のタンカーが通過したことについてどう考えているか」って質問に対する回答でした。 外交部「ホルムズ船舶の通航、様々な状況を考慮してこそ…」「判断・決定は船会社に委ねられている」(ニューシス・朝鮮語) 一部の日本の有識者(自称)は「韓国はうまくやっているのに、日本は中東に行こうとすらしない!」って高市政権への攻撃手段として韓国を使っていますが。 実際の韓国側の見方は「日本こそがうまくやっている」って見方なのですね。 要するにどっちもどっちで実情を知らない。 あと日本は商社が主役で、韓国は石油公社が主役なので「○○までに○○億バレル確保した!」ってアナウンスがしやすいって部分もあるでしょうね。 個人的には「その○○億バレルの原油を屏風から出してください」って思うのですけども。 あ、それと高市政権への攻撃として「備蓄を取り崩している」って話もありますが。 実は韓国もがんがん取り崩しているのですよ。 ただ、帳簿上は減っていないように見せかけているだけです。 原油需給難の長期化に「7月危機説」···政府「備蓄油の放出など対処」(ハンギョレ・朝鮮語) 精油業界関係者は「今月、原油『供給絶壁』に直面した精油会社が代替供給先を探し、政府との備蓄油スワップなどを通じて5・6月までは安定的な物量を確保したが、封鎖が長期化すれば7月からは再び供給先確保競争が繰り広げられる可能性もある」 (引用ここまで) 企業側が「契約しました!」って申請すると、契約した分量の備蓄原油を放出するってシステムです。 帳簿上は「備蓄を放出していない」ことになるのですが。 まあ、備蓄放出なしで過ごすのは無理ですわな。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 「日韓協力は可能なのか」との話題を安保面から見てみる 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…