投資家の出口はソウル不動産か…韓国・融資規制後に鮮明になったマネーの新潮流(KOREA WAVE) 韓国で2025年6月27日に施行された「6・27融資規制」以降、2兆ウォン(約2126億円)を超える株式・債券の売却代金がソウルの住宅購入資金として使われていたことが分かった。住宅ローン規制が強まる中、金融市場で利益を確定した資金が不動産へ移る流れが鮮明になっている。 国会国土交通委員会所属の与党議員が国土交通省から提出を受けた「住宅購入資金調達計画書」の集計資料によると、2025年7月から12月までにソウルの住宅購入に充てられた株式・債券の売却代金は計2兆948億ウォン(約2226億円)だった。 月別では、7月1945億ウォン、8月1841億ウォン、9月4631億ウォン、10月5760億ウォン、11月2995億ウォン、12月3777億ウォンで、2026年1月も3018億ウォンが使われた。 ソウルの住宅購入に充てられた株式・債券売却資金は2022年以降、増加傾向が続く。2022年は5765億ウォン、2023年は1兆591億ウォン、2024年は2兆2545億ウォンだった。2025年は通年で3兆8916億ウォンに達し、4兆ウォンに迫った。 業界では、融資規制の強化と株式市場の上昇が重なった結果だと分析する。ローンを利用した住宅購入が難しくなる中、株式や債券市場で利益を確定した資金がソウルの不動産市場に向かったという見方だ。特に2025年10月は、韓国総合株価指数(KOSPI)が史上初めて4000を突破した時期で、最も多くの資金が流入した月と重なる。 (引用ここまで) 個人的にかなり面白かった記事。 去年10月にイ・ジェミョンはかなり極端な不動産融資規制を敷きました。 ソウルの一部地域において、25億ウォン以上の不動産購入について融資は2億ウォンまで。 不動産価格が高くなればなるほど融資枠が減らされる逆スライド方式。 需要を落とすため、とされているのですが。 銀行にしてみたら富裕層に向けての融資枠が狭められてしまうわけで。 建設投資をさらに弱め、かつ金融機関への波及をさせるための施策だよな、こんなの……。 で、そんな中で証券市場から資金を持ってきて「よっしゃ、これでソウルの不動産買ったるで!」ってやっているアリ(個人投資家)が出ているってのが冒頭記事。 2022年の5765億ウォンから2025年の3兆8916億ウォンと、6.7倍になっている。 去年1年間で一気に韓国の株式市場……というか、サムスン電子とSKハイニックスの株価が上昇したので、それを利確したものでしょう。 個人的にもちょいと噛ませてもらいましたけども。 証券で儲けたお金の出口戦略、向かう先が「ソウルの不動産」なわけです。 ま、そんなこんなで資金はどこからでもやってくるわけです。 「すべての資金はソウルのマンションに通ずる」なんて標語も出てくるのかもしれませんね。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 成果がないのがいい成果? 韓国大統領イ・ジェミョンの訪中、訪日外交の成果をチェックしてみよう 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…