「今年の旧正月は『就職したか』と聞かないでください」……若者層の雇用寒波、どれほど厳しいことか(ソウル新聞・朝鮮語) 旧正月連休を控えた青年たちが最も聞きたくない質問は依然として「就職したのか」だ。 誰かにとっては軽い安否かも知れないが、記録的な雇用寒波に耐えている青年層にとって、この質問は残忍な言葉になりうる。 各種統計を通じて青年層が向き合った現実を探ってみた。 16日、国家データ処によれば先月15~29才の青年層雇用率は43.6%に止まった。 2024年5月46.9%以後、何と21ヶ月間下落傾向だ。 青年10人のうち6人近くが1週間にたった1時間も仕事をしていないという意味だ。 問題は「失業率」に隠された真実だ。 先月の青年層の失業率は6.8%で、前年(6.7%)と大きな変動はない。 しかし、これは求職活動をする人だけを対象にした数値だ。 最初から求職をあきらめて「非経済活動人口」に抜け出した青年が増え、失業率数値がむしろ雇用の凄惨な現実を見せられないわけだ。 実際、仕事も求職活動もしない20~30代「休んだ」人口は先月76万人と集計された。 03年の統計作成以来、1月基準で歴代最高値だ。 同年代の人口(1134万4000人)の6.7%水準だ。 休んだ青年は「ただ休む」理由として「私が望む働き口を探すのが難しくて」という応答を最も多く挙げた。 (中略) 特に、青年層の選好度が高い専門科学および技術サービス業だけで、先月の就業者が9万8000人減少した。 データ処関係者は「人工知能(AI)発展で新入職員採用が鈍化したと見られる」と話した。 AIを通じて専門知識を得ることが容易になり、弁護士·会計士など専門職の新規採用が減っているという意味だ。 (引用ここまで) 旧正月がはじまったこともあってニュースもやや少なくなりがち。 毎年、この時期と秋月はニュースを探すのにちょっと苦労します。 さて、そんな旧正月で多くの若者が帰省したりしなかったりするのですが。 そこで聞かれたくない言葉として「どうだ、就職できたのか」ってものがあるそうです。 楽韓Webでも何度も報じていますが若者の就職状況はよくありません。 誰もが大企業、できることなら30大財閥に、さらにできることならサムスン電子等に入りたいのですが。 大企業の雇用は全体の12%弱。 しかも、最初の就職は30歳くらい。おまけに役員になれなかったら45歳で肩を叩かれる。 そんなこんなで「低賃金である」とされて一時期は忌避されていた公務員への回帰が起きているとのお話も。 「雇用寒波・AI時代」の不確実性の中で公務員が「再び人気」に……30代以上の受験生も増加(ニュース1・朝鮮語) 国家公務員9級という一番下の区分なのですが、2011年には93.3倍にまで膨れ上がったのですね。 そこから人気は右肩下がりで24年には21.8倍にまで下がったのですが、去年は24.3倍。 そして今年は28.6倍と盛り上がりを見せているとのこと。 賃金は低く、各種手当てが入っても額面で28万6000ウォン。 いわゆる「300虫」以下。 それでも定年65歳が保証されていることが大きな要因とされています。 どれだけ若者の雇用状況がきついか、韓国の不況が根深いか理解してもらえるんじゃないでしょうかね。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 成果がないのがいい成果? 韓国大統領イ・ジェミョンの訪中、訪日外交の成果をチェックしてみよう 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…