トランプ氏の対韓関税引き上げ表明 2週間前に警告の書簡(聯合ニュース) トランプ米大統領は26日(現地時間)、韓国国会が合意履行に必要な法的手続きを進めていないとして、韓国産製品への関税を合意前の水準(25%)に戻すと表明。同書簡は、その「事前警告」だったとみられる。 韓国政府関係者によると、ヘラー駐韓米国大使代理が今月13日、裵慶勲(ペ・ギョンフン)副首相兼科学技術情報通信部長官を筆頭受取人として書簡を送付。趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官、金正官(キム・ジョングァン)産業通商部長官、公正取引委員会の朱丙起(チュ・ビョンギ)委員長ら閣僚も受取人に含まれていた。 韓米両国は首脳会談の結果を踏まえて25年11月13日にジョイント・ファクトシートを発表した。書簡には米IT大手の韓国事業において、韓国企業と差別しないというファクトシートに記された約束の履行を促す内容が盛り込まれたという。 ファクトシートには、ネットワーク利用料の請求やオンラインプラットフォームに関する規制を含むデジタルサービス政策において、米国の企業が不当な障壁に直面したり、現地企業と比較して不利益を被ったりしないよう保証する内容や、個人情報を含むデータの自由な移転の円滑化を進める内容などが含まれている。 (引用ここまで) あー、なるほどね。 トランプ大統領はアメリカ企業に対して閉鎖的な韓国の市場を開放せよ、ってずーっと言っているのですが。 今回の米韓の出したファクトシートでは特にデジタルサービスについて言及されていました。 GoogleもAmazonもAppleも韓国国内では大きなシェアを取れていない。 スマートフォンに関してはサムスン電子のお膝元だから当然でもあるのですけどね。 アップルのシェアは20%前後でここ何年か2位。 ただし、若年層ではアップルのシェアがだいぶ上がっています。時期によっては逆転していることも少なくないほど。 ここのところ、アップルが韓国を第一次発売国にしているのはこのあたりが作用している感じですね。 ですが、AmazonはAWS以外ほぼシャットアウト。 Googleも韓国語の壁でシェアを伸ばせていない。韓国国内でGoogleマップが使えない(わけではないが、かなり使いにくい)ってのはよく知られた事実。 結果として旅行先としてリピーターがつかないって話にもつながるんですけどね。 かつ、韓国側は「200億ドルの投資はウォン安になったからやらない」なんて話を散発的にしてきていました。 こうした韓国の態度に向けた警告射撃がTruth Socialへの書きこみだったって感じですかね。 現在のトランプ政権は韓国への関与度合いを減らそうとの方向性にあるように見えています。 先日、国防総省から発表されたNDSでも韓国に向けて「北朝鮮対応は自国だけでもできるだろう」とする布石が打たれていました。 まだNDSの全文を読んではいないのですが、アメリカによる「対中国へのパートナーを厳選したい」って気分が見えています。 台湾についての言及がほぼないのは戦略的あいまいさを強めているかな、といった感じ。まだ印象論レベル。 そうした中でこれまで「アメリカの同盟国においてもっとも弱い環」であった韓国の役割を減らそうとしているのかなと感じられるのです。 ……それはそれで日本にとっては面倒な事態ではあるんですけどね。 少なくとも韓国が多少なりとも「(仮想)前線の分担」をしている部分はあったからなぁ。 そういた動きの中、今回の「おまえらやる気ないから関税戻すわ」って宣言も出されたのではないか、と思われます。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 成果がないのがいい成果? 韓国大統領イ・ジェミョンの訪中、訪日外交の成果をチェックしてみよう 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…