TPP加入で日本の支持期待 米中依存減、供給安定化狙う―韓国専門家(時事通信) 韓国は日本主導の「包括的および先進的な環太平洋連携協定(CPTPP)」加入を目指し、13日に奈良県で行われる李在明大統領と高市早苗首相の首脳会談でも協議したい考えだ。韓国政府の助言役を務める李昌※(※王ヘンに文)韓国外大教授は「米中への貿易依存度が高く、中堅国との連携強化や供給網の安定化を狙っている」として、カギとなる日本の支持に期待を示した。 (中略) 加入すれば、韓国は日本やメキシコといった自由貿易協定(FTA)未締結国との間でも関税が優遇され、FTAに近い効果が期待できる。日韓は「地域的な包括的経済連携(RCEP)」にも参加するが、李教授は「RCEPは基礎工事、CPTPPは精密な設計図に例えられる」と表現。関税撤廃率が95%以上というCPTPPの市場開放度の高さを強調した。 (中略) 加入には加盟12カ国の合意が必要で、李教授は「日本の支持獲得が最も重要になる」と分析。日本側も自由貿易秩序の再構築につながり、化学、素材製品の輸出に効果が期待されるという。 一方、日本が求める東京電力福島第1原発事故後の一部水産物の輸入規制解除を巡っては、国民感情への配慮が課題。米国産牛肉輸入問題で大規模な抗議デモが起きた前例があり、李教授は「国民が安心できる形で段階的に開放する必要がある」と説明する。農業団体などの反発も予想され、情報公開の透明性や影響を受ける生産者への支援策の検討も必要になる。 (引用ここまで) CPTPPの話題をもうひとつ。 世界経済の保護主義化が可視化されつつある中、韓国は焦らずにはいられないのですよ。 韓国はこれまで孤立政策を延々と執ってきていました。 孤立政策というか「あらゆる陣営から距離を取ってもっともおいしいところをさらっていこう」って考えがベースにあるためです。 安保でも米韓同盟以外の枠組みには入っていませんし、日本ともGSOMIA以上の取り組みを避けてきています。 経済的にはかなりゆるい枠組みのRCEPにこそ入っていますが、ASEAN・EU・メルコスールのような地域連合にも、ルールベースの経済共同体であるCPTPPにも入っていません。 基本、二国間のFTAにこだわってきたのがこれまでの方向性といえます。 結果としてアメリカからは「アメリカの逆のほうに賭けるのはよくない」等の警告が行われてきましたし、中国からは「主権なんていらんだろ」くらいの扱い(三不)を受けることもありました。 それでも「あっちにも謝々、こっちにも謝々」でいい顔をすることでどちらからもそれなりの利益を得てきたわけです。 ですが、アメリカのモンロー主義2.0が本格的にはじまったことで慌てはじめたのですね。 トランプ関税で「米韓FTA」という有利な立場を失い、ついでEU、メキシコと関税引き上げを実施してきた。 結果として自由貿易の重要性が際立ってきたのです。 最後の自由貿易の場としての「CPTPPの戦略的重要性」が高まってきたわけです。 で、これまで孤立主義でやってきた韓国は「あれ、なんか風向きが悪くなってきたような……」ってなって慌てていると。 まあ、加入申請するのはいいんだけど、まず国内世論をどうにかしろよってことですよね。 汚染水汚染水って煽り立ててきたのは、いまの与党である共に民主党とイ・ジェミョンだろうに。 「東京オリンピックは放射能五輪だ」なんてやってたのもムン・ジェイン政権の頃でしたからね。 自国でそうやって言い回っていて、「危険だ」って言い続けてきた結果が現状なわけです。 たとえば日韓首脳会談で「水産物輸入規制一切やめます」って言ったとして、本当にそれを履行できるのかってことなんだよな。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国大統領イ・ジェミョン、「韓国はユーラシアの覇者だった」との偽史を信奉か……歴史財団院長に「なぜ桓檀古記を研究しないのか!」と圧力 」となっています。 また、楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…