李大統領「対中貿易赤字は嫌中・嫌韓のせい…中国を排斥すれば我々の損」(中央日報) 韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が、対中貿易収支が赤字を記録した原因として「嫌中・嫌韓感情」を挙げ、「中国の人々が韓国の商品を見て嫌な気持ちになったからだ」と述べた。 李大統領は7日、中国上海で訪問記者団と昼食懇談会を開き、「中国を排斥し、避ければ我々の損だ」と言及した。 続いて「かなり長い期間、嫌中・嫌韓感情が広範囲かつ持続的に(広がって、両国の感情が)悪化した」とし、「これを改善しなければならないという点に、私と中国の指導者の双方が同意した」と述べた。 その上で「韓国の商品や文化が良ければ化粧品も買いたくなるし、物も買いたい、遊びにも行きたいとなるものだが、嫌だ嫌だというから(輸出が悪化したのだ)」と付け加えた。 また「どこそこの不正選挙に中国がああだこうだといった、このような正気でない話を繰り返して感情を害してどうするのか」とし、「根拠がなく不必要な嫌中煽動はやめるべきだ」と強調した。 李大統領は、両国民の友好増進のために「文化コンテンツの進出」を提案したとし、「中国側に『大韓民国で嫌中煽動を行う根拠をできるだけ少なくするべきだ。(改善に対する)見える証しが必要だ』と話した」と伝えた。 李大統領は「(中国国内で)韓国映画をあまり上映せず、韓国の公演をさせないようにしている」とし、「国家政策ではないと言うが、実際の現場はそうだ」と説明したりもした。 さらに「改善されないままでいれば、それが攻撃の口実になる」とし、「国家レベルでこれを解消するための具体的・実質的な努力が必要だという点に共感した。(事態は)進展するだろう」と付け加えた。 (引用ここまで) 韓国が対中貿易収支ではじめて赤字を計上したのが2023年。 それまで言葉通りの「ドル箱」だった対中貿易でしたが、この年に1992年以来はじめての赤字を記録しました。 しかも、180億ドルとかなり大きめの赤字。 ついで24年も68億ドルの赤字。25年(予測)も貿易赤字を計上しています。 これは対中国に売れるものがなくなったことが原因です。 中国製品は品質的に韓国製品と大差がなくなり、これまで売れていた中間材が絶望的に売れなくなっています。 要するに構造的なものであって、なんからの原因でこれを覆すことは短期的に難しいものなのですね。 消費面では中国で韓国車が売れなくなり、スマートフォンのシェアも1%台となったことも原因でしょうね。 ただ、そうしたB2CよりもB2Bがより大きな原因です。 でも、イ・ジェミョン大統領はそうした構造には目もくれずに「中国にも韓国にも互いの国を嫌う風潮がある。それが対中貿易赤字の原因だ!」と喝破してくれました。 うん、まあ……イ・ジェミョンだしな。 以前から「イ・ジェミョンに経済政策なんてものはない」って話を幾度となくしています。 「経済は循環がすべて。旅人がホテルに1度予約を入れて、1万ウォンを支払えば巡り巡って、最終的にホテルをキャンセルしたとしても経済は循環してよくなる」って話を本気でしてますからね。 その循環の中には貯蓄も投資も対外貿易もないのです。 でも、そうした反論をすると「これを理解できないならバカ、曲解するなら悪人」として聞き入れようとはしませんでした。 そのレベルの人間が唱える「対中貿易赤字原因論」です。 韓国人民5000万人のすべてがありがたく拝聴すべきでしょうね。 韓国人は中国人を嫌わず、中国人も韓国人を嫌わない。 お花畑で手をつないでランランランと。 おめでて……いや。この正確無比、冷徹な分析こそがイ・ジェミョンの持ち味ですよ。 なにも曲がらず、このままで残り4年半を突き抜けてほしいですね。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国大統領イ・ジェミョン、「韓国はユーラシアの覇者だった」との偽史を信奉か……歴史財団院長に「なぜ桓檀古記を研究しないのか!」と圧力 」となっています。 また、楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…