1: 匿名 2025/12/29(月) 12:33:26.43 ID:yuZvRNtm0● BE:123322212-PLT(14121) もうすぐお正月。風物詩として子どもたちが楽しみにしているものの一つがお年玉だ。長く続く文化だが、金額や渡し方には世相がにじむ。 来年のポチ袋には、どんな時代の空気が込められるのだろうか。 (中略) ◇「少ない」と言われたら…… では、実際に現金でお年玉を手渡し、「これだけ?」と子ども側にがっかりされたらどうするか。 前出の「子どもにおこづかいをあげよう!」を著した教育ジャーナリストで公認心理師の資格も持つ藍ひろ子さん(64)は 「まずは気持ちに寄り添って子どもの話を聞いてみては」とアドバイスする。 つい叱ってしまいそうになるが、大切なのは「なぜ足りないと子どもが思ったか」だという。 「よほどのことがなければ、『少ない』と口にする子はいないと思います。足りないならいくら欲しかったのか、 何が欲しいのかなど、子どもの気持ちを聞いて背景に目を向けてみてもよいと思います」 その上で提案するのは、お年玉の増額ではなく「お小遣いへの誘導」だ。 定期的に家事を手伝うなどした「対価」としてお小遣いをあげ、子どもが希望する使途に口出しはしない。 「その子に与えられているお金の範囲内であれば、体験型消費でも欲しいものを買ってもいいし、それで失敗してもいい。 子どものうちから自分の裁量で判断してお金の管理・使い道を決めるという体験を積んでいけば、『失敗した』と自分でちゃんと気がつきます。 その子を尊重しているという信頼の表れであり、子ども自身が自己肯定感を育むことにもつながるのです」 お年玉は、お金について自然な流れで子どもと話すチャンスかもしれない。【山本萌】 >>…