301 :名無しさん@おーぷん 2018/02/01(木) 00:46:44 ID:tXN 10年ほど前、母がゾンビみたいな子猫を拾ってきて色々と大変だったある日大学から帰宅したら台所に大きなケージがあって、そこから異臭が漂ってて、小動物の腐乱タヒ体のようなものがタオルにくるまれてそこにいたよく見るとそれは毛が抜けて皮膚が膿み、顔も目ヤニや膿だらけでがりがりに痩せこけたゾンビじみた子猫だった唖然としてたらそばにいた母が「可愛いでしょ?」とニコニコしながら言ってきたなにこれと聞いたら買い物に行った帰りに車道に子猫が寝てて、そのままだと危ないなと思って拾ってみたところ、病気みたいだったから獣医さんのところに連れて行き、さらに飼育器具一式を買ってきて連れて帰ったとのこと飼うのかと聞くと「しょうがないじゃない!ほっといたらこの子タヒんじゃうわよ絶対!」とのことすでにタヒんでるんじゃないの?と思ったけどよく見ると胸が上下してるし、話声が聞こえたのかわずかに顔を動かして痙攣しながら口を小さく広げた(鳴き声を上げようとしたんだと思うけど全然音は出なかった)それからが大変だった獣医さんによると寄生虫に寄生され、皮膚病やその他の病気にも感染してるしかし現状では栄養失調で体力がないために薬を与えると副作用で確実にタヒぬ皮膚が膿だらけだけど体を濡らすのも厳禁なので洗うこともできないできることは栄養剤をスポイトで飲ませつつ体温が下がらないように保温し続けるしかないなので電気アンカをタオルで巻いてその上に子猫を寝かせてさらに上物のタオルを布団にして、温度が下がったり上がりすぎないように温度計を一緒に入れて保温しつつ、水や栄養剤を飲ませて下半身にはペーパータオルを巻いてウンチやおしっこをしたら交換して、タオルも膿で汚れるから定期的に交換して、というのをずっと続けることになった恥ずかしながらそれまでは家事は多少の手伝いはしてたもののほぼ母にまかせっきりの一家だったけどそうなると猫の面倒が見れないということで俺や兄弟(休日は父も)で家事をやったり猫の世話も手伝ったりしたずっと母が猫を見てると夜眠れなくて母が体調を崩すだろうからと夜は若い俺や兄が交代で様子を見たりした…