213: 本当にあった怖い名無し 2020/05/15(金) 12:07:59 ID:2vCj98oS0.net 読み辛かったりするかも。申し訳ない。 俺は実質ニートで元カノ(Mとする)のヒモだったのね。俺自身全然ブサなんだけど運が良かった感じで。 温和で気が合って、大学で出会ってからずっと仲良かったんだけど、約一年前、これから書く体験をして一変した。 Mの実家はにぎやかな都市部から一時間ほど離れてて、周りは田んぼが広がってすごく田舎な雰囲気。 お隣さんとの間隔も広め。暖色の似合う、のほほんとした家といった印象。 大学や俺の下宿からも然程遠くなかったから、よく車に同乗させてもらってお邪魔してた。 家族はホントに温かく迎えてくれて、「Mに彼氏なんかできたことないから」って親御さんは色々世話焼いてくれたりもした。 ・・・Mには一歳年下の妹(Eとする)がいて、Mと比べると頭も良くて可愛い感じ。でもちょっとチグハグな所があって、清楚系に努めてるのに彼氏をとっかえひっかえしてたり、友達が多いし信頼もあるのにその時々の彼氏にぞっこんで、 俺を含め他の男を近付けない雰囲気を出してた。 俺はと言えば元々Mからその話を聞いていたのもあって、Eとは距離を置いてた。 向こうもそこまで関心はないようで、目が合うと口元だけニコッとしてすぐ目を逸らす。 俺の屑さか男の性か、かわいーなーと人知れず見とれることもあったんだが、浮ついた心は持たんようにはしてた。結構高根の花だしね。 Eの部屋に入るなんて以ての外だったんだが、家族自体は俺に警戒心もなく、どの部屋も自由にしてねーって感じ。 ある時、母親が消耗品をEの部屋のクローゼットから取って来てー、とかEの居る前で俺に言って来た。 本人は行く様子がなかったんで、悪いとは思いつつ二階のEの部屋へ・・・ 二階への階段は、俺にはすごく上り下りし辛くて全く慣れず、何でこんなに微妙な幅なんだ!と思いつつのしのし上がる。 上って直ぐがEの部屋。いざ入ろうとするが、彼女だとか女の部屋だとか、大学入ってからだったしなんかドキドキしながら扉を開ける。 ・・・と同時に、異様な雰囲気というか、状態に硬直した。…