1: 少考さん ★ LCqkm6JW9 2025-12-15 13:50:00 2000人集めた「解体デモ」今や5人足らず…財務省前閑散も、参加者は熱気「続けます」 - 産経ニュース 2025/12/15 11:11 奥原 慎平 財務省解体デモの様子=12日午後7時18分、東京都千代田区(奥原慎平撮影) 財政出動や消費減税を訴える「財務省解体デモ」は今年3、4月、東京・霞が関の本庁舎前に数千人を集める規模だった。国会や大手メディアも取り上げた最盛期から約8カ月。11月28日の「解体デモ」の参加者は約20人、12月12日は5人に満たなかった。行き交う人々の視線も外気もどこか冷たい。それでも参加者の熱気は変わらず、「最強官庁」相手に不満や抗議の思いをぶつけていた。 開始30分でわずか2人 12日午後5時半、財務省正門前。疾走感あるロック調のビートとやや切なげな女性の歌声がスピーカーから流れている。「財務省解体ソング」という。爆音に耳を凝らせば「減税!」「この茶番劇を誰が止めるのか‼」「まじめに働く国民に増税の嵐♪」といったフレーズが確認できた。 一方、近くで確認できたデモ参加者は男性2人だけ。X(旧ツイッター)で告知された開始時間は30分を過ぎている。 「みんな仕事を抱えているので、集まらないっすよ。最近は全然SNSが回らないので…」 顔をしかめながら、こう語るのが、解体デモを計50回行ったというハンドルネーム「ミ傘」さん(51)。 もう一人の男性は社会主義者 ミ傘さんは新型コロナ禍で反ワクチンデモに参加して以降、各種デモに参加しているという。解体デモは昨年12月に初めて参加し、今年3月以降、主催する側に回ったという。 「自分は左翼でも中核でも右翼でもない」というミ傘さん。説明が一段落すると、庁舎に向かって「財務省解体!」と拡声器で声を上げ始めた。 財務省解体デモの12月12日午後6時18分の様子(左)と3月14日午後6時23分の様子=東京都千代田区(奥原慎平撮影) もう1人の参加者、東京都内に暮らす男性(45)は自らを「社会主義者」と名乗り、政治に関する基本的な考えを明かしてくれた。 「とにかく消費税廃止まで憲法改悪を認めない。スパイ防止法が施行されれば戦前復活は明らかだ。移民労働者は増やしてはいけない」 現在は社会主義を掲げる某政党に所属するというが、「消費税廃止と『移民政策』の転換をもって、参政党に移る覚悟がある」と熱く語る。 「SNSが回らないのは何故だ」 18時を過ぎた。この日の冷え込みは予想外に厳しかった。 「すいませんね。せっかく来てくれたのに。きょうは過去一番やる気ねえ。知らせる手段がない」 ミ傘さんによると、今年4月が解体デモのピークだったという。複数の団体がブースをそれぞれ構え、2000人が駆け付けたという。 今年3月の財務省解体デモの様子=3月14日午後5時35分、東京都千代田区(奥原慎平撮影) 「地方の新聞も海外のメディアも来てくれた。いまは見る影もない。自分がそこで叫んでいた動画がTikTok(ティックトック)で90万回再生したんですよ。移民反対デモは回るんだが…」 参加人数が落ち込んだ背景や要因は─。 ミ傘さんによれば「財務省解体デモ」の関連ワードはSNS検索しても上位に上がらなくなったという。今年4月、中傷対策などを運営事業者に義務付けた「情報流通プラットフォーム対処法(情プラ法)」が施行された影響とみている。SNS上の告知も「財務省解体デモ」から「金曜夜のアレ」に変更するなど工夫を凝らしたが、まったく拡散されないという。それでも、ミ傘さんは「声を上げたことで多くの人々が財政主権を奪還する必要性を知ってくれた。やったかいがあった」と述べ、解体デモが国会で取り上げられたことに手応えを示す。 財務省解体デモの様子=11月28日午後8時4分、東京都千代田区(奥原慎平撮影) 「片山さんに期待している」 (略) ※全文はソースで。↓…