転載元: それでも動く名無し 2025/12/15(月) 03:09:23.68 ID:Umeym76Od トノサマガエル、スズメバチに刺されても捕食 神戸大学が解明 2025年12月14日 2:00 神戸大学はトノサマガエルがスズメバチを捕食する際に、ハチに刺されても衰弱したり死んだりしないことを明らかにした。動物がハチの針に刺された時の痛みや毒への耐性の仕組みの解明につながるという。米国の生態学会が発行する学会誌に論文を掲載した。 トノサマガエルはスズメバチに刺されても衰弱しなかった=神戸大の杉浦真治教授提供 スズメバチは毒針を使い、自分や巣を守る。人間が刺されると激しい痛みや腫れが生じ、重症化すると呼吸困難や意識障害が出ることもある。これまでカエルはスズメバチを食べることが知られていたが、その際にハチに刺されているかどうかは不明だった。 研究チームは45匹のトノサマガエルを3グループに分け、それぞれをキイロスズメバチとコガタスズメバチ、オオスズメバチと同じ空間に入れた。すると79~93%の高い確率でカエルがスズメバチを捕食した。 どのカエルもハチを食べたかどうかに関わらず、顔や喉、口などを複数回刺されていた。だが衰弱したり死亡したカエルはいなかった。カエルと大きさが同じくらいのマウスは1回刺されると死ぬ。神戸大の杉浦真治教授は「カエルの口内の粘液や粘膜を調べ、ハチの反撃に耐える仕組みを解明したい」と話す。…