1: 匿名 2025/12/12(金) 14:27:44.80 ID:SER4BhLL0● BE:837857943-PLT(17930) カセットテープはかつて主流の音楽メディアとして世界中で使用されていましたが、1990年代に登場したコンパクトディスク(CD)や2000年代の デジタルフォーマットの台頭、2010年代のサブスクリプションサービスの普及によって廃れてしまいました。ところが、過去10年ほどでカセットテープの 人気が再び高まっているとのことで、ニュージーランドのオークランド工科大学コミュニケーション学部で上級講師を務めるピーター・ホアー氏が、 その理由について解説しています。 一見すると、便利で高品質なデジタルメディアに慣れた世代が、デメリットの多いカセットテープに手を出す理由はないように思えます。しかし、 一部のリスナーは音質面ではなく、カセットテープやアナログレコードがもたらす触感や、アーティストや音楽とつながっている感覚を評価しているとのこと。 また、カセットテープは消費者に対し、「録音された音をカスタマイズおよび再構成し、制作プロセスに自ら介入する力」を与えたメディアでもありました。 1970年代以降、人々は空のカセットテープに自ら音楽を録音したり、既存のアルバムを切り刻んでアレンジしたり、市販の音楽をコピーしたりしてきました。 そのため、カセットテープは自己表現や企業支配からの自由の象徴でもあるとのこと。…