1: リビアヤマネコ(東京都) [CN] rSpsa4Ds0● BE:662593167-2BP(2000) 2025-12-09 08:32:52 sssp://img.5ch.net/ico/taxi.gif ■「世界の工場」と呼ばれた大国の成れの果て 海を隔てた隣国から届く映像は、現代の「廃墟」がいかに静かで、そして恐ろしいかを雄弁に物語っている。 かつて建設クレーンが林立し、トラックの轟音が鳴り響いていた中国の地方都市。そこには今、コンクリートが剥き出しになった巨大な未完成マンション群が、墓標のように延々と連なっている。 「鬼城(ゴーストタウン)」と呼ばれるこれらの建築群には、ガラスの入っていない窓枠が虚ろな眼窩のように口を開け、誰かが住むはずだった「未来」が雨風に晒され続けている。 2025年、中国経済の実態は、まさにこの映像そのものだ。中国政府が公式に発表する「5%前後の成長」という数字が、いかに白々しいものであるか、伝わってくる現地の惨状を見れば明らかである。 不動産投資は前年比で二桁のマイナスを記録し、鉄鋼、家電、内装といった関連産業を含めれば、その崩壊の余波は数億人の雇用を直撃している。インターネット上では、「9億人が月収4万円以下の貧困層に転落した」という悲鳴に近い投稿すら散見される。 かつて世界を席巻した「爆買い」の勢いは見る影もなく消え失せ、職を失った若者たちは絶望し、路上で「寝そべり(タンピン)」を決め込んでいる。これが、かつて「世界の工場」と呼ばれ、飛ぶ鳥を落とす勢いだった大国の成れの果てだ。…