1: 征夷大将軍 ★ TVN908G79 2025-11-21 07:20:25 フジテレビの特番『50年間ありがとう! くいしん坊!万才 一生忘れられない味SP』が、22日(13:30- ※関東ローカル)に放送される。 1975年(※レポーターが固定で放送を開始した時期)の放送開始以来、番組の顔である“くいしん坊”たちが食のみならず、その土地の人たちと触れ合いながら、日本各地のご当地グルメを伝える素朴なスタイルで親しまれ続けてきた『くいしん坊!万才』。この特番で、最終回を迎える。 スタジオには、7代目くいしん坊・村野武範、8代目・辰巳琢郎、9代目・山下真司、10代目・宍戸開、11代目・松岡修造、そして1984年に亡くなった2代目・竜崎勝さんの娘である高島彩が登場。歴代くいしん坊たちが思わずうなった“一生忘れられない味”を紹介しながら、懐かしい映像とともに、50年の歴史を振り返る。 日本の食文化が大きく変わり始めた1970年代。ふるさとの味や家庭料理を再発見しようと始まった『くいしん坊!万才』は、全国の名店から家庭料理、農業・漁業の現場までを訪ね歩き、食文化に寄り添い続けてきた。番組を通じて、これまで歴代レポーターたちが食べた料理は約2万6,000食にも及ぶ。 歴代最長レポーターの松岡は「この料理があったからこそ、25年間続けられた」と語る、くいしん坊人生のターニングポイントとなった料理を求めて長崎県へ再訪。25年ぶりに、その料理を堪能する。 そして番組は、歴代レポーターたちが番組と視聴者への感謝の気持ちを胸に、笑顔でフィナーレを迎える。 コメントは、以下の通り。 ――皆さんにとって『くいしん坊!万才』とは。 村野武範 「“人生最高の調味料”です。50年間皆さんにかわいがってもらい、今日までやってくることができました。本当にありがとうございました」 辰巳琢郎 「“お祭り届け隊”です。僕たちは皆さんのもとにお祭りを運んでいるような印象なんです。皆さんにとって、このお祭りは一生に一度かもしれないと気づいた時から、“くいしん坊!”をもっと大事にしなくちゃと思いだしました。その気持ちは今でも忘れず、これからもお祭りをお届けし続けます。本当にありがとうございました」 山下真司 「“人生の宝”です。行く先々で出会った皆さんの美しい目を見たときには、とても癒されました。そして、食べ物のおいしさや景色の素晴らしさももちろんですが、人との出会いが僕にとって1番の宝物です。ありがとうございました」 宍戸開 「“出会い・ふれあい・かくし味”です。食べ物の番組ではありますが、僕にとっては“ふれあい”の番組だと感じています。日本人に醤油(しょうゆ)が必要なのと一緒で僕の人生にも“くいしん坊!万才”が必要でした。今でもそれは変わりません。ありがとうございました」 松岡修造 「“一食一会”です。一食一食に必ず人の思いが込められていました。それぞれの出会いには感謝の気持ちが詰まっていて、そのおいしい記憶が僕らの中に刻まれています。だからこそ、この“万才”はこれからも続いていきます。『くいしん坊!万才』を愛してくださった全国の皆さん、本当にありがとうございました。僕らはいつまでも“くいしん坊!万才”!」 高島彩 「父のリポーター時代の記憶は直接にはありませんが、家にあった雑誌の切り抜きや母との会話を通して、父の人柄や番組への愛を感じることができました。『くいしん坊!万才』を通じて、自然の恵みをいただき、命をいただき、作り手の想いをいただく、お料理が、ただ食べるものではない、ということを、小さな頃から教わりました」 【編集部MEMO】 『くいしん坊!万才』制作チームは、放送休止期間中に開催された「第41回ATP賞テレビグランプリ」で、「現在のグルメ番組の礎となった50年の功績」が評価されて特別賞を受賞。松岡修造は受賞式で、「僕にとってこの『くいしん坊!万才』というのは、たくさんの学びというものがありました。いい旅、いい味、いい出会い。全国を2周して感じたことは、日本の食には、人のぬくもりというものがあるんです。僕は人間味というものを頂いてきた。だから、どこの何が美味しいというよりも、その裏にある人というものが好きでした。僕は人が大好きになった。そして心の底から言います。この番組、大好きです!!」と、愛を宣言していた。 (C)フジテレビ 2025/11/21 06:30 マイナビニュース…